昔とは違い、女性も外で働くのが当たり前の
時代、キャリアアップするために転職を考え
ている女性は多いですよね。
女性の場合、結婚や出産で仕事を離れること
があるので、一生できる仕事なのか?復職は
しやすいのか?お給料は男性と同じぐらいも
らえるのか?など、気になることがたくさん
あります。
シングルマザーになる女性も年々増えている
ので、男性に頼りっぱなしということに不安
を感じている人も多いと思います。
そこで役立つのが”資格”、今からでも女性
が取っておくべき資格について考えてみまし
ょう。
それでは、女性で資格取得を考えている方に
おすすめの資格をご紹介します。
【女性が取るべき資格のポイント】
これから資格を取るのであれば、押さえてお
きたいポイントがいくつかあります。
年齢に関係ないもの
転職する際に大きな壁となるのが”年齢”で
す。
雇用側は、これから育てていきたい人材を欲
しがります。
年齢が若い方が得なものではなく、知識やス
キルが重要視される資格を取りましょう。
働きながら取得できるもの
学生の時のように、学業だけに専念するのは
難しい人も多いはずです。
土日など休日に通えるものや、通信講座やWE
B講座で取得できるものがいいでしょう。
受験資格が不要なもの
学歴や実務経験に関係なく誰でも受験できて、
資格取得後には収入アップ、就職・転職に有
利なものを選びましょう。
【女性におすすめの資格】
医療事務
女性に一番人気の資格が医療事務です。
病院やクリニックでの患者様対応、医療費の
計算や診察報酬を請求するのが主な仕事内容
です。
基本的な知識があれば、未経験から採用して
いるところも多く、求人が増えていて職につ
きやすいことや、結婚後に取得している人が
多いことが人気の理由です。
医療事務の資格の中でも一番難易度が高いの
が、”診療報酬請求事務能力認定試験”です。
他にも医療事務関連の資格はたくさんありま
す。
・診察報酬請求事務能力認定試験(日本保険
医療事務協会)
・医療事務管理士(技能認定振興協会)
・医療事務実務能力認定試験(全国医療福祉
教育協会)
・医療事務技能審査試験(日本医療教育財団)
・医療事務管理士(技能認定振興協会)
・医療事務技能審査試験(日本医療教育財団)
・ホスピタルコンシェルジュ(技能認定振興
協会)
・医療事務技能審査試験(日本医療教育財団)
・医療事務認定実務者(全国医療福祉教育協
会)
医療事務の資格は全て国家資格ではなく、民
間資格です。
どの試験も出題内容はバラバラですが、参考
書の持ち込みが可能で、閲覧しながら試験を
受けることができます。
簿記検定
経理、会計、金融系の事務の仕事には簿記は
必須です。
主な仕事内容はお金の入出金管理で、幅広い
業界で求められる知識ですが、実際に実務に
活かせるのは簿記検定2級以上です。
日商簿記検定2級以上の資格を持っていると、
求めている企業も多いです。
また日商簿記検定1級の合格はかなり難しい
ですが、1級を持っていると独立可能な税理
士の受験資格を得ることができます。
♦ 受験料が安いのも魅力で、簿記検定3級
が2,800円、2級が4,630円、1級
が7,710円で、独学で合格までする人も多
いです。
本屋さんには多くの参考書が並んでいますし、
WEB講座も充実しています。
介護初任者研修資格
ますます需要が伸びている介護関係の仕事に
は、介護についての基本的な知識や、入浴や
排泄など実際のお世話の介護技術が必要です。
介護初任者研修資格の取得には、130時間
以上(学科:50時間、実技:80時間)の
講習修了後に、1時間の筆記試験を受けます。
通信講座と通学で取得するか、通学のみで取
得しますが、通学のみだと最短で1ヶ月で取
得することができます。
必ず学校に通わなければいけませんが、土日
コース、夜間コース、週1日からのコースと、
働きながらでも取得がしやすいシステムが整
っています。