枕は枕カバーを使っていたとしても
汚れてしまうことがよくあり、枕をなんとかして
綺麗にしたいと考えている人も多いでしょう。
しかし、枕は洗えるものと洗えないものもあると
言われているので自分が使っている枕はどのような
対処法をしたらいいのか分からないことがあります。
そこで、今回はテンピュールの枕は洗えるのかどうか、
お手入れ方法はどうしたらいいのかをお伝えします。
テンピュールの枕はそもそも洗えるの?
枕ブランドの中でも非常に人気の高いブランドが
テンピュール(Tempur)です。
このテンピュールの枕はテンピュール素材という
ブランド名と同じ名前のNASAの宇宙開発テクノロジーを
使用した商品で、日本人でも愛用している人が多い
メーカーと言えるでしょう。
この枕の特徴は「低反発の柔らかな寝心地が最大の特徴」
と言われている通り、低反発枕と同じような扱いをする
ことができます。
そのため、低反発枕と同じく
お手入れ方法も同じになっているのです。
つまり、このテンピュールの枕は水洗いができません。
公式ホームページにおける製品の取り扱い項目においても
「テンピュール素材は洗濯可能な商品を除き、
洗濯やドライクリーニング、アイロンのご使用、タンブル
乾燥による乾燥はできません」とはっきり記載してあります。
また、お手入れ方法については
「カバーを取り外し、テンピュール素材を風通しの良い
日陰の場所に置いてください」という記載と
「しみや汚れがある場合は、水で濡らしかたく絞った布で
優しく拭き取ってください」という記載があるので、
水洗い・天日干しはNGだということが見て取れます。
中には水洗いした猛者もネット上に入るようですが
「乾いたテンピュール枕はフニャフニャ。
柔らか枕になってしまいました」という結論が記載してあり、
やっぱり水洗うはNGであることを示す結果となっております。
テンピュール枕はどうやってお手入れするの?
テンピュール枕は水洗いや天日干しが不可能なので
お手入れをする方法が非常に限られます。
公式でも推奨されていましたが
基本は風通しの良いところで陰干しになるでしょう。
汚れがついてしまった場合は
タオルに中性洗剤を数滴入れた
洗剤液をふくませたのちに、軽く絞って汚れた部分を
ふき取るようにすることぐらいしかできないでしょう。
また、手入れの項目において湿気を取り除くために
定期的に通気性の良い場所で影干すことが大切なので、
例え水洗いできなくても定期的にお手入れは
するようにしてくださいね。
臭いが気になる場合は
陰干しをする前にファブリーズなどで除菌しつつ
臭いもとるようにしましょう。
ただし水気はNGなので軽く振りまく程度でいいでしょう。
中には洗えないことも無いと説明されている方もおり、
その方は成功しているのでやり方を記載しておきます。
- 風呂桶に足首くらいまでお湯を溜めて、
洗濯洗剤をティースプーン一杯分投入して洗う - かなり丁寧に踏み洗いを行い、すすぎも5回行う
- ゆっくり踏みしめて脱水を行い、
更に2つ折りにして踏みしめて脱水を行う - タオルでテンピュールを包んで
ゆっくり踏んでひたすら脱水を行う - 除湿機の前に枕を置いて、24時間放置する
- 放置した後はくスポンジ内部の空気を入れ替える
といったものでした。
洗濯機は絶対に使わないようにしているようですね。
ただし、水気がNGと知っていて洗っているので
ひたすら脱水を丁寧にしていることが見て取れます。
公式でも絶対に濡らすなという記載がはっきりあるので、
必要なことではありますがかなり大変な仕事量となりますね。
しかし、中にはどうしても洗わないとまずい状況
というものはあるので、NGだけどこのままいったら
買い替えるしか方法が無いといった状況に追い込まれた方は、
ダメもとでチャレンジするのもありといえるでしょうね。
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