出産を控えている妊婦さんにとって何より不安なのは
出産時の痛みなんじゃないでしょうか?
鼻からスイカはよく聞く話ですが、
出産時の痛みの話を聞くだけで冷や汗が出てきますよね。
そこで気になってくるのが無痛分娩!
日本では出産の痛みに耐えて母になるという考え方があるので
無痛分娩を選ぶ人は少ないようですが、
欧米ではほとんどの妊婦さんが無痛分娩を選ぶそうなんです。
もし少しでも興味があるなら
無痛分娩について理解してみませんか?
まったく痛みを感じないの?
無痛分娩という名前から、
一切痛みが無いのかと勘違いされがちではありますが、
陣痛の痛みを和らげる出産方法なんです。
無痛分娩とは子宮口が5㎝くらいになり、
陣痛が有効になってきたころから麻酔治療を始めます。
麻酔を注入することで腰付近の痛みを弱めることで
分娩時の痛みを和らげるんです。
しかし子宮口5㎝までは痛みを和らげることができないので、
その間の痛みを強く感じたという人は多いようです。
無痛分娩で痛みを回避することはできませんが、
出産後の回復は早くなるようです。
どんなリスクがあるの?
無痛分娩を選ぶ際にどのようなリスクがあるのかと
心配する人も多いようです。
しかし出産の際に麻酔を使ったとしても
悪影響は認められなかったという研究結果が出ています。
麻酔量が普通より多い場合は
出産直後に音や光に反応しにくいこともあるようですが、
あくまでも一時的なようです。
無痛分娩では
自閉症の危険性がたかまるという噂もあるようですが、
このような調査結果は報告された記録はありません。
そもそも欧米では無痛分娩が主流になっているので、
大きなリスクはないといわれています。
ただ陣痛による痛みがないため、
上手くいきめない人も多いようです。
その場合は吸引となってしまいます。
しかし吸引は
通常の分娩でも行われる可能性があるので、
無痛分娩だけのリスクではないようです。
費用はどれくらいなの?
無痛分娩の費用は普段の出産費用と同じで保険適用外です。
なので無痛分娩の費用は病院によって異なってきます。
通常の分娩に
5万から10万程度加算した費用の病院が多いようですが、
大学病院などになると
20万程度の上乗せになることもあるようです。
無痛分娩を精神論で否定してしまうのは問題です。
特に2人目の出産で、産後ゆっくりとできない方などは
産後の回復が早いにこしたことはありません。
自分の納得のいくバースプランを選びましょう。