高たんぱく質で低カロリーなのに栄養価が高
く、健康食品としても注目されている”魚肉
ソーセージ”。
発売当初はマグロやクジラが原料として使わ
れていましたが、近年ではスケソウダラやシ
ロガネダラなどの白身魚がが主に使われてい
ます。
他にもアジ、ホッケ、サケなどの魚が魚肉ソ
ーセージの原料に使われているので、様々な
魚の栄養素が一緒に摂れるのがいいですね。
お弁当のおかずやお酒のおつまみに、または
子供のおやつとして大活躍すること間違い
なし。
調味料や香料でしっかりと味付けされている
ので、そのまま食べても美味しいですが、ほ
んの一手間アレンジを加えるだけで、新しい
美味しさも発見できますよ。
それでは魚肉ソーセージの栄養価と、オスス
メの簡単アレンジレシピをご紹介します。
魚肉ソーセージの栄養価は？
ヘルシーなのに栄養価が高い魚肉ソーセージ、
一般的によく食べられるポークウインナーと
比較してみましょう。
ポークウインナーのカロリーは約３２０kcal、
それに対し魚肉ソーセージは約１２５kcalと
半分以下のカロリーにも関わらず、脂質はポ
ークウインナーが約２８.５g、魚肉ソーセー
ジは約６.２gという低さです。
タンパク質はポークウインナーが約１３．２
g、魚肉ソーセージは約７．０gと少ないです
が、エネルギーに占めるタンパク質の割合で
ある、”タンパク質エネルギー費”は高いの
で、栄養価が高いのにヘルシーな食品といえ
ます。
また骨や歯を作るカルシウムの量は牛乳の約
４倍、血液をサラサラにする”EPA”や、脳細
胞を活発にする”DHA”など、魚由来の栄養素
も含まれています。
子供の成長に欠かせない栄養素がいっぱい詰
まっているので、魚嫌いのお子様にも食べさ
せたい食品ですね。
魚肉ソーセージはダイエットに向いている！？
GI値という言葉を聞いたことがありますか？
GI値とは食後の血糖値の上昇を表す値ですが、
最近流行っている”糖質制限ダイエット”を
している方は食べ方に注意が必要です。
魚肉ソーセージの主原料は魚、そして高タン
パク質で低カロリーなのでダイエットに向い
ている食品ですが、魚以外にデンプンや砂糖
など、GI値の高い材料が使われています。
商品によって含有値は変わりますので、栄養
成分表示の炭水化物の量を確認して、なるべ
く少ないものを選ぶようにしてください。
そして、体にいいからと食べ過ぎないように
注意してくださいね。
魚肉ソーセージのおすすめの食べ方
魚肉ソーセージはアレンジしやすい万能食材
です。
魚肉ソーセージ自体に味がついているので、
いつもの材料を魚肉ソーセージにチェンジす
るだけで味に旨味が加わりますよ。
魚肉ソーセージ＋マヨネーズ＋一味唐辛子
スライスした魚肉ソーセージを、フライパン
でこんがり焼きます。
マヨネーズに一味唐辛子をお好みで加えてデ
ィップすれば、おかずやお酒のおつまみに。
マヨネーズで魚肉ソーセージを炒めて、一味
唐辛子をふっても美味しいですよ。
魚肉ソーセージ＋胡麻油＋ネギ
スライスした魚肉ソーセージとカットしたネ
ギを、胡麻油で炒めます。
塩コショウで味を整え、お好みでマヨネーズ
を添えて出来上がり。
魚肉ソーセージ＋ポテトサラダ
いつものポテトサラダに入れる、ハムやソー
セージを魚肉ソーセージに変えるだけ。
味の変化はあまりありませんが、栄養価の高
いポテトサラダが出来上がります。
魚肉ソーセージ＋ゴーヤチャンプル
スパムは高いし、豚肉では少し物足りない、
そんな時は魚肉ソーセージでゴーヤチャンプ
ル。
スパムの油っぽさが苦手な方にもオススメで
す。
魚肉ソーセージ＋サンドイッチ
食パンにマヨネーズと粒マスタードを適量塗
ります。
カットした魚肉ソーセージときゅうりを並べ
て、サンドすれば出来上がり。