真夏になれば外出レジャーが増え
肌の露出が多い服装になるので、日焼け
する機会も同時に増えて来ます。
男性の場合は、自身の肌の状態に対して
無頓着である事が多く日焼け止めクリーム
などのケアを怠る事が多いですよね。
きれいに日焼けする分には問題ないかもしれ
ませんが、あまりに放置することで日焼け後に
かゆみが出たり湿疹が出たりする事もあります。
そういった肌のトラブルの原因の多くは、
日焼け後のケアをしなかったり水分補給が十分
にされていない事があげられますが具体的に
どのような対処方法を取れば良いのでしょうか?
今回は日焼け後のかゆみがある湿疹の正体と
対処方法について紹介していきます。
日焼け後のかゆみは何故起こる?
そもそも日焼けしただけなのに、
どうしてかゆみが引き起こされるのでしょうか?
日焼けは一種のやけどになっている状態で、
肌の内部では炎症が起こり神経もいつもより
敏感になっています。
かゆみとはそもそも細かい痛みの集合体なの
で、過敏になっている神経が様々な原因により
かゆみを引き起こします。
♦ 火傷が治ってくるとかゆみに変わる場合が
ありますが、それと同じ状態と言えますね。
また日焼けをする事で体内の水分が急激に
減っている状態にもなるので、肌に含まれる
水分量も同時に減少しています。
この影響で、水分で潤っているはずの肌が
乾燥し外部からの刺激がダイレクトに肌内部
の神経に伝わることでかゆみに変わるのも
原因の一つです。
かゆみに対する対処法は?
日焼け後には、通常の肌へ戻すためのケアが
重要なポイントです。
日焼けした肌には熱が多く含まれている
為、水分を外に逃がして肌が乾燥している
根本的な原因にもなっています。
先ずは、その熱を放出してあげる事が必要
なので暑くなった肌をシャワー等で冷やして
あげましょう。
シャワーで冷やす方法
流しっぱなしがもったいないという場合
には、皮膚にタオルをあててタオルの上から
シャワーをしタオルの温度が上がるまで待つ
のも一つの方法です。
タオルの温度が上がるという事は、それだけ
肌から熱が放出されている事になるので実際
これを日焼け後にするだけでかなりの効果が
期待できます。
紫外線アレルギーとは
紫外線アレルギーは、通常の日焼け後の
かゆみと違い、湿疹や水ぶくれが症状として
現れてきます。
また皮膚だけでなく目の腫れや充血にもなる
場合があり、敏感な体質の人には対策が必要に
なってくる症状です。
紫外線には、A波B波C波などの波長が違う光が
含まれていて、その種類によって肌へ様々な影響
を及ぼしますが、その影響が余りに強いと、赤み
が出て肌色がムラになったり鳥肌の様な湿疹が
現れて来たりします。
紫外線によるアレルギーの自然療法が紹介されて
いる動画もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
日光アレルギーや温熱蕁麻疹を解消する自然療法7選
紫外線アレルギーは、浴びる紫外線の量や
食べ物から摂取される成分が主な原因です。
人間は、それなりの紫外線量であれば抗体を
作って紫外線から体を守るように出来ています
が、抗体の限界を超えると突然アレルギーを
発症します。
許容量には個人差があり遺伝によるものが多い
ので、どれぐらいの紫外線量が許容が一般的
なのか?という基準はありません。
日常の紫外線を減らすためにできること
❇ 紫外線の許容量を超えないようにする為には、
なるべく浴びないようにするかUVカットなど
のクリームを使用する方法があります。
❇ また紫外線は、食べ物により肌に受け入れ
やすい状態になってしまうことも考えられます。
セロリ、きゅうり、レモン、オレンジ、
グレープフルーツなどの食品には「ソラレン」
と呼ばれる成分が含まれていて、紫外線を肌に
受け入れやすい状態にしてしまう働きがあるの
で、なるべく摂取しないようにしましょう。
日焼けは夏場にはさけて通れない状態ですが、
あまりに放置しておくと炎症やアレルギーの
原因にもなってきます。
特に男性においては、自身の肌に対して無頓着
な部分もあるので、今年の夏は少しだけ気にして
見てもよいのではないでしょうか。