近年では食の欧米化が進み、塩分量や
脂分の高い食べ物が多くなって来ています。
特に一人暮らしの男性は、
家に帰って料理するのも手間で食材を
すぐ腐らせてしまうのもあり、安い外食
で済ませてしまう事も多いのではないで
しょうか?
お酒の席でも
塩分や脂分の食べ物が多い上、〆のラーメン
やご飯で炭水化物を過剰に摂取してしまいます。
その影響から、昔に比べて体重が激増して
しまった男性も多いようです。
体重の増加と比例して危惧されるのが、
健康状態の悪化ですよね。
年に一度の健康診断の結果に、愕然とした
経験がある男性も多いのではないでしょうか?
今回は身長164cmの男性にとっての
理想体重について紹介していきます。
また、
ダイエット法や体づくりの為の便利な
アイテムも合わせて紹介していきます。
偏った食事から来るリスク
前述のとおり男性は塩分、脂分、炭水化物
が大好きです。
一人暮らしで時間に追われている人は
急いで食べる事が習慣化し、咀嚼を十分に
せずに飲み込む癖がついている男性も多い
でしょう。
このような食事が日常的になっている男性
は、中性脂肪の数値が高くなったり、各内臓
への負担が大きくなります。
中性脂肪は血中コレステロールの元となり、
放置すると動脈硬化の原因にもなるので
非常に危険です。
中性脂肪については、以下の動画でも詳しく
紹介しているので是非参考にしてみてください。
健康診断で、中性脂肪が高いと言われたら?
身長164cmの男性にとっての理想体重
健康状態の把握で
最初の目安となるのが体重です。
体重だけで全てを判断する事は不可能です
が、短期間での体重の増減は、健康状態に
何かしらの影響がある可能性が高いと言わ
れているので、
自身の体重を把握するだけでも体調管理に
繋がります。
では体重が何キロであれば、
身長164cmの男性にとって理想的といえる
のでしょうか?
このような場合に使われるのが標準体重です。
標準体重とは
身長と平均BMI(ボディ・マス・インデックス)
と呼ばれる数値から計算される、統計上の
平均体重であり、目安となるオフィシャルな
標準的体重です。
実際に計算してみると、身長164cmの場合
で「1.64×1.64×22(平均BMI)=59.1kg」
となります。
少し重いと感じますよね?
標準体重は一般的に少し重めと認識されて
いるので、BMI20(体重53.7kg)ぐらいが、
世間的な標準体重とされている場合が多い
ようです。
何故標準体重が少し重めに設定されているんでしょうか?
それには
体内における筋肉量が関係しています。
筋肉は脂肪に比べて質量が多い為、同じ
大きさでも筋肉の方が重いのですが、
同じ体重の人が並んでも筋肉質な人の方が
細く見えます。
つまり標準体重は
一定の筋肉量を見越した設定になっている
為、少し重めな印象があると言えます。
身長164cmの男性にとっての理想的体脂肪率
筋肉量を測定する為には、体脂肪率を測定
します。平均的な体脂肪率は15%〜20%
と言われていますが、アスリートの方々に
関しては数パーセント台と言われています。
一般男性にとって、一定の筋肉量がないと
日常生活に支障をきたす事は想像できない
かもしれませんが、
腰痛や節々の痛み等は筋肉の低下によって
起こります。
では、身長164cmの男性にとって理想的な体脂肪率とは何パーセントぐらいなのでしょうか?
以下の表で
BMIと体脂肪率のマトリックスを記載して
いるので是非参考にしてみてください。
身長164cmの男性 | 48.4kg (BMI:18) |
53.7kg (BMI:20) |
59.1kg (BMI:22) |
64.5kg (BMI:24) |
体脂肪率 10% |
細マッチョ | 細マッチョ | 筋肉のモテ系体型 | ゴリマッチョ |
体脂肪率 15% |
ややマッチョ | 筋肉のモテ系体型 | スタイル良い標準 | プロレスラー |
体脂肪率 20% |
スタイル良い標準 | スタイル良い標準 | ややたるんでいる | ややぽちゃ |
体脂肪率 25% |
細いがたるんでいる | ややたるんでいる | ややぽちゃ | 肥満体 |
この事から、BMI20〜22で
体脂肪率10%〜15%ぐらいが理想体型で
ある事が分かってきます。
もう少し絞りたい方は、
思い切って体脂肪率10%未満を目指しても
良いかもしれませんね。
おすすめダイエット方法
ご自身の体重と体脂肪率を正しく把握した
結果、ダイエットの決意に至った男性も
多いと思うので、ダイエットの方法について
いくつか紹介していきます。
・食事制限
運動が苦手な方でも
すぐに出来るダイエット方法が食事制限です。
特に、炭水化物を抜く事で糖質の摂取を
減らす事が出来るので、結構な効果が得ら
れます。
ごはんやラーメン、パン等を一切食べずに
おかずだけを食べる生活が出来そうであれ
ば、挑戦して見ましょう。
・運動
ダイエットを目的とした運動を行う場合は、
有酸素運動が効果的なので、深い呼吸が出
来るような運動が好ましいと言われています。
ランニングが代表的な運動方法ですが、
いきなり走るのに抵抗がある場合は、全身
のストレッチから始めてみるのも良いでしょう。
但し、深い呼吸を忘れないように。
大きく分けてこの二つになりますが、
ダイエットアイテムを併用しての運動も
使い方によっては、より効果的になりますよ。