初詣に行くと
心がなんだか綺麗になったような気がする、
なんてことありませんか?
でも寒い日の神社は
いつにもまして清らかに見えるので、
そう感じてもおかしくない気もします。
ですが皆さん
初詣のお作法、大丈夫ですか?
私は祖母が厳しかったので
初詣の作法などはしっかりと叩きこまれたのですが、
同年代の方などでも割とあれ?
作法を知らないのかな?という行動をとられている人も多いです。
誰にみられても恥ずかしくない、
初詣の作法を身につけませんか?
初詣とは?
初詣とは
神社やお寺に初めて詣でることを言います。
この初詣は
かなり昔から行われていた「年籠り」
という風習がもとになっているといわれています。
年籠りとは
家長が1年の平安を祈って
大晦日の夜から元旦の朝にかけて
氏神の神社に籠っていた習慣のことを言います。
また江戸時代末期までは
氏神の神社ではなく恵方の社寺へ参拝することもあり
これは恵方詣りと呼ばれていました。
しかし現代では
大晦日の夜から元旦の朝まで
神社などに籠るというのは難しいですよね。
なかには仕事の人もいますし。
なので明治中期ごろになると
元旦の朝に詣でるのが一般的になったといわれています。
初詣と呼ばれだしたのは大正時代以降のようです。
初詣はいつまでに行くべきなの?
初詣は
現在松の内の間に行けば良いとされています。
最初は元旦だけでしたが、それが三が日になり、
松の内の間は
初詣と考えるように徐々に広がっていったようです。
今では人気な神社などは人も多いので
わざと元旦を避けたいと思う人も多いですもんね。
行った際に気を付けておきたい作法は?
まず参拝の仕方をご説明します。
鳥居の先は神様のいる神聖な場です。
- 鳥居をくぐる前に服装を整えましょう。
- 鳥居をくぐるときは軽くお辞儀をしてからくぐります。
- 境内の手水舎で身を清めます。
- 神前にすすみ、姿勢を正します。
- 賽銭を賽銭箱に入れます。
- 鈴を鳴らします。
- 二拝二拍手一拝します。(寺院では拍手はしません。)
※拍手は邪気を払う意味などが込められています。 - 鳥居をくぐるときは向きを変えて
正面をむいて軽くお辞儀します。
これが通常の参拝の方法です。
初詣の作法も覚えておきましょう。
- 初詣では古いお守りなどを奉納します。
※自宅からは半紙などで包んでいきましょう。 - 初詣の帰りには寄り道をしない方が良いみたいです。
初詣でいただいた福はすべて持ち帰れるよう、
途中で落とさないようとのことです。
なるべく直接家へ帰りましょうね。
神社への参拝方法の動画です。
このような初詣の作法は
日常で神社に参拝するときでも役に立ちます。
いざというとき間違えてしまわないように、覚えておきましょう。