ヒョウモンカゲモドキは噛むの？なつくの？性格を紹介！！

ペットとして飼育が可能な爬虫類の中でも

特に扱いやすくて飼いやすいと言われる

ヒョウモントカゲモドキ。

 

ですが、その愛嬌のある顔とは裏腹に、犬や

猫と比べて表情が読み取りにくく、初めて爬

虫類を飼われる方にとっては「上手くなつい

てくれるのかな、噛みついてきたりしないか

な…？」と不安になったり、何を考えている

のか分からないと感じる事も多いのではない

でしょうか？

 

何かのご縁でお迎えした大切なペットですか

ら、せっかくなら仲良くなってなついてほし

いと思われるでしょう。

そこで、ヒョウモントカゲモドキは人間に懐

いてくれるのか、噛みついたりしないのかを

ご紹介いたします。ヒョウモントカゲモドキ

がどんな性格を有しているかをしっかりと理

解しておいて、ペットにとっても飼い主さん

にとっても楽しい飼育生活を送りましょうね。

ヒョウモントカゲモドキの性格や特徴は？

 

ヒョウモントカゲモドキは非常におとなしく

穏やかな性格で、人をあまり怖がらないと言

われています。また体が丈夫で扱いやすいの

で、爬虫類初心者の方にオススメの品種と言

えるでしょう。

 

そしてなんといっても一番の特徴は、人間が

手を近づけると頭を撫でさせてくれたり、ま

た指を舐めてくれたり、更に手のひらに乗せ

て触るハンドリングと呼ばれる行為が、他の

爬虫類よりも比較的容易に出来るようになる

という点です。

 

ヒョウモントカゲモドキは人間になつくの？

 

初めてヒョウモントカゲモドキを飼育される

方にとって、はたして爬虫類はなついてくれ

るようになるのかという事は、とっても気に

なるところだと思います。

 

結論から言ってしまうと、残念ながらヒョウ

モントカゲモドキを始めとする爬虫類は

人間になつくという事はまずありません。

犬や猫と同じように、名前を呼ぶと近寄って

きたり甘えてじゃれついてくるといったなつ

き方は基本的にしない生き物であると理解し

ておいてください。

 

 

ヒョウモントカゲモドキを慣れさせるには？

 

おうちにお迎えして間もない頃は、新しい環

境や人間の存在に緊張している時期です。こ

の時期に必要以上に構いすぎてしまうと、飼

い主さんの存在を危険だと認識するようにな

り、いつまで経っても慣れてくれなくなる原

因となります。

人間にじっと見つめられて観察されるだけで

も相当なストレスとなりますので、新しい環

境に十分に馴染んで落ち着くまでは、極力関

わらずそっとしておいてあげましょう。

 

 

ヒョウモントカゲモドキは、身体をすっぽり

と隠せる場所があると安心して落ち着けます。

このようなシェルターを用意しておいて、ス

トレスを軽減してあげてくださいね。

 

そうして安心安全な環境で毎日ご飯をもらっ

たりお世話をされるうちに

「この人間は自分に危害を加えず、食べ物も

与えてくれる危険の無い存在」

と次第に認識するようになり、飼い主さんに

見られたり触られたりしても驚かなくなって

いきます。

 

 

ピンセットで直接給餌する事を何度も繰り返

すうちに、「人間＝ごはんをくれる存在」であ

ると認識しやすくなります。こちらのピンセ

ットは竹製なので、ヒョウモントカゲモドキ

が誤って噛んでしまっても、歯やアゴを痛め

にくいから安心です。

 

「触られる事がストレスとなるのなら、いっ

そ触らずにそっとしておいた方が良いのでは

…？」とお考えの方もいらっしゃるでしょう。

しかし、日々のお世話や健康チェックにケー

ジのお手入れ、また動物病院に連れて行かな

ければならない場合等、人間に触られる事に

慣れておいた方が良い場面はたくさんありま

す。ヒョウモントカゲモドキが極度に嫌がら

ないようであれば、定期的に身体に触れる事

で人間に慣れさせておくと良いでしょう。

 

 

ヒョウモントカゲモドキは噛みつくの？

 

いくらヒョウモントカゲモドキがおとなしい

品種とは言え、怒らせたり怯えさせたりすれ

ば噛みついてくる子も少なくありません。

また、人間の指をエサと勘違いして食いつい

てくる事もあるようです。

 

もし噛みつかれてしまったなら、ヒョウモン

トカゲモドキの足をそっと床に付けてやって

ください。自分から口を離して逃げていって

くれます。

身体を強く握って無理やり引きはがそうとす

ると、アゴを痛めてしまったり、最悪の場合

骨折してしまう恐れもありますので、くれぐ

れもご注意ください。

 

ヒョウモントカゲモドキは威嚇をする際、激

しく尻尾を振ってきます。そのような時は非

常に噛みつきやすい状態となっていますので、

触ったり刺激を与えないよう気を付けてくだ

さいね。