ひどい吐き気を感じると、夜寝ることが
できなくて辛い時がありますよね?
いっそ吐くことができたら楽になれます
が、ひどいと吐き気を感じたままずっと眠れ
ない時があります。
睡眠不足は日常生活にも支障が出てしまい
ますので、少しでも気分を紛らして、
リラックスした状態で睡眠できるような方法
を試してみましょう。
それでは、辛い吐き気で眠れない時の対処
方法を見ていきましょう。
吐き気の原因
吐き気の原因は人それぞれですが、体調不良、
病気、ストレスなどの精神的なものも含まれます。
吐き気が何日も続くときは胃に深刻な問題が
あるサインかもしれません。
長く続く場合は
病院に行き、医師の診察を受けましょう。
- 食べ過ぎ、胃もたれ
- 胃炎、胃潰瘍や十二指腸潰瘍
- 逆流性食道炎や非びらん性胃食道逆流症
- 胃がん
- 食中毒
- つわり
- 薬の副作用
- 二日酔い
- ストレス
吐き気を感じるときのリラックス方法
呼吸を整える
椅子にゆったりと腰掛け、楽な姿勢で座ります。
鼻から息をゆっくりと吸い込み、鼻からゆっくり
と息を吐き出します。
鼻呼吸が苦しい時は、口呼吸でも構いません。
冷やす
椅子にゆったり腰掛けるか
ベッドに横になり、体を楽な姿勢にします。
濡れタオルで、額、目の上、首、脇の下など、
気持ちいと感じる箇所を冷やしましょう。
吐き気による不快感を緩和します。
違うことをして気を逸らす
体を動かせるようであれば、一度体を起こし
何か違うことをしてみましょう。
窓を開けて空気の入れ替えをする、ハーブ
ティーを飲む、胃を刺激しないような軽い
ストレッチをするなど試してみましょう。
昼間であれば外を散歩するのもいいでしょう。
アロマセラピー
精油、キャンドル、お香など、自分の好みの
香りを見つけましょう。
人によってリラックスする香りは違います
し、特に吐き気がある時ですので、強すぎる
香りは避けましょう。
音楽療法
気分を和ませる音楽は、歌詞がなくゆったりと
音楽だけ流れるものが良いでしょう。
イメージ療法
”病は気から”ではありませんが、イメージの
力はばかにできません。嬉しい、楽しい、心
が休まるなど、リラックスするイメージをしま
しょう。
または、今の辛い吐き気が体から出て行く
というイメージをしてみるのもいいでしょう。
ツボ押し
痛みを和らげる、体の調子を整える、ストレス
を緩和するなどの効果が期待できるツボ。
体にはたくさんのツボがありますが、その中でも
胃腸の不調を整えるツボをご紹介します。
◎中脘(ちゅうかん)
内臓機能全般の働きを活発にする”中脘”は、
みぞおちとおへその真ん中あたりにあるツボです。
ツボを指で押してもいいですが、温タオル、
カイロ、小さいサイズの湯たんぽなどでお腹を
温めるのも効果的です。
食後の満腹時は
逆に刺激になるので避けましょう。
◎合谷(ごうこく)
万能なツボと言われる”合谷”は、手の甲側の親
指と人差し指の間の付け根にあるツボです。
胃腸の不調だけでなく、肩こり、頭痛、口内炎、
肌荒れなどにも効果的です。
少し痛いと感じるくらいの強さで押してください。
◎足三里(あしさんり)
消化器系の不調を改善する”足三里”は、膝の皿
の下の外側のくぼみ、そこから指4本分下にある
ツボです。
胃痛や胃もたれを緩和し、過剰に分泌されて
いる胃酸を正常にします。親指で強く押しま
しょう。
あれば
ゴルフボールやツボ押し棒を使うと、より強く
押すことができます。
軽い食事
吐き気がある時は
食事をしない方もいますが、空腹からより
気分が悪くなる場合があります。
お粥、うどん、すりおろしたリンゴなど、胃に
優しくて消化に良い食べ物を選びましょう。
刺激になる香辛料や脂肪分の多い食事は避けま
しょう。
吐き気の原因は人それぞれですが、少しでも
気分が紛れるように、できることから試して
みてくださいね。