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ハムスターの赤ちゃんにはどんな餌がいいの?育て方を紹介!!

更新日:

 

ペットとして人気の小動物といえばハムスター

を思い浮かべる方も多いと思いますが、ハムス

ターは他の動物の中でも特に繁殖力が強く1度

の出産で2~10匹程の赤ちゃんを産みます。

 

赤ちゃんの成熟は早いですが育て方は難しく、

間違えた飼育法では母親に育児放棄や子食いを

させてしまったりと悲惨な結果になりかねません。

 

そこで今回赤ちゃんハムスターの

  • 生後3週間までの育児
  • 日齢に合わせた餌の種類
  • 餌やり
  • 日々のお世話
  • 注意点

などをご紹介します。

 

生後3週間までの育児

生後3週間までの赤ちゃんのお世話は飼育に慣れ

ている人間にも非常に難しく、産後に神経質になっ

ている母親のためにも飼育者は手出し無用です。

 

この時期に飼育者が頻繁にゲージをのぞき込

むような行動をとると、ストレスから育児放

棄をしてしまい赤ちゃんは確実に死んでしま

ので、最低でも生後1週間は遠くから見守る

程度にします。

 

またハムスターは非常に縄張り意識が強いので、

赤ちゃんに人間の匂いが付くと自分の子供でも敵

と見なし攻撃する為絶対に触らない様にしましょう。

 

ハムスターは基本的に子育て上手な動物と言われ

ているので、育児は極力母親に全て任せておきます。

ハムスター

 

 

日齢に合わせた餌の種類

生後10日まで 

生後10日程までは完全母乳で育つ為、この頃

は赤ちゃんではなく母親の餌に注意する必要

があります。

 

母親が栄養不足に陥ると母乳不足から全滅する

のを防ぐ為、自分の子供を必要分食べてしまう

のです。授乳期の親ハムスターの餌は、通常の

倍の量を目安に与えましょう。

 

生後10日目~20日 

生後10日程経つと、徐々に自分で餌を食べられ

る様になります。

 

しかしまだ硬い物は食べられないので、キャベツ

やコマツナ、チンゲンサイ等の柔らかい葉の部分

を与えます。

 

また

手作りの離乳食として、ハムスター用ミルクで

ふやかしたペレットを与えるのも良いです。

しかし母親が赤ちゃんの餌を運ぶ場合もあるの

で、様子を見ながらお世話します。

 

まだまだ母乳育児は続いているので、引き続き

母親の餌はたっぷりと与えましょう。

 

生後20日以降 

生後20~25日で完全に離乳します。

この頃になると歯も乳歯から永久歯に生え変わ

り、徐々に硬い餌も食べられる様になるので親

と同じ餌を与えます。

 

キンクマハムスターの赤ちゃん16日目・餌をとりあってケンカ。 Hamster baby

 

 

餌やり

生後10日程までは完全母乳で育つので、

この時期はあまり刺激せず構わない様にします。

 

母親には体力を付けさせる為、主食に加えエネ

ルギーの高い種子類やたんぱく質、ハムスター

用おやつなどを普段より多めに与えます。

 

生後10日を過ぎると徐々に自分で餌を食べ始め

るので、赤ちゃんの体長と同程度の量の餌を個

体数分与えます。

 

しかし母親が自分の糞を離乳食として与える事も

あり、この時人間が餌のお世話をしてしまうと育

児放棄に繋がるので状況を見て判断します。

 

糞を食べる行動とは?

糞を食べる姿は衝撃的だと思いますが、母親の糞

には善玉菌やミネラルなどの栄養素が含まれてい

るので子供の免疫力を上げるのに重要なんです。

うんこ

 

 

日々のお世話

産後の母親はとても神経質で、育児の為巣箱からあ

まり出てこなくなります。

この時飼育者がゲージを覗き込むと強いストレ

スがかかり、育児放棄や子食いをする原因とな

るので、お世話は必要最低限に留め余計な手助

けはしない様に気を付けます。

 

離乳する生後3週間辺りまではゲージ内の掃除は控

える必要があるので、出産前に清潔にし床材を多め

に入れるなど掃除しなくても良い様な環境に整えて

おきましょう。

掃除に関しての詳細はこちらをご覧下さい。
「ハムスターのケージはどう掃除すればいい?仕方や頻度を紹介!!」

 

子供のハムスターが巣箱の外に迷い出たらまずは様

子を見て、母親が迎えに来ない様なら飼育者が助け

てあげる必要があります。

この時絶対に素手で触らず、トイレ掃除用のスコッ

プやティッシュを巻いた割り箸等で床材ごと個体を

すくって巣箱の前まで運びます。

 

生後1ヶ月程経つと個体によっては性成熟し繁殖可

能になるので、ゲージを分けなければあっという間

に大量繁殖してしまう可能性がある他、

 

母親も徐々に我が子という認識が薄れていくので、

いつまでも巣分けをしないでいると共食いの恐れ

が出てきます。

 

望まぬ繁殖や悲惨な共食いを避ける為にも、ゲージ

の予備は早めに準備しておきましょう。

ハムスター

 

 

注意点

生後3週間までの赤ちゃんを人間が人工保育により育てる事は不可能なので、育児放棄・子食いが起きない環境作りを徹底します。

 

交尾後はオスとメスを分けます。

妊娠から産後のメスは非常に神経質で攻撃的なので、オスを攻撃してしまう事が多いです。

また産後まで長く同居させると早々に交尾・繁殖してしまう可能性もあります。

続けての妊娠・出産は母体に大きな負担となるので注意しましょう。

 

ハムスター

 

 

まとめ

  • ✤ 生後3週間の育児は非常に難しいので、基本的に
    母親に全て任せる。
  • ✤ 育児放棄や子食いを防ぐ為、最低でも生後1週間は
    遠くから見守る程度にする。
  • ✤ 生後10日目までは母乳で育ち、それ以降は青野菜
    の葉やふやかした人工飼料を与える。
  • ✤ 生後3週間まではゲージ内の掃除をしてはいけない。
  • ✤ 生後1ヶ月程経つと性成熟してくるので、巣分けする。

 

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