家族みんなで楽しく潮干狩り！
潮干狩り場によっては持ち帰り量に制限が
ある場合もありますが、家族みんなで貝を
とると
トータルしてかなりの量の貝を持ち帰るこ
とになり、なかなか食べ切れない！なんて
こともありますよね。
せっかくの大漁でも食べきれずにダメにし
てしまって捨てることになったらもったい
ないですよね。
適切に処理して保存することで、できるだ
け長く美味しくいただけるのが理想。
そこで今回は潮干狩りで収穫したアサリを
保存する方法と保存できる期間についてご紹介！
お味噌汁で、酒蒸しで、パスタで、いろい
ろアレンジして最後まで海の恵みの美味し
さを存分に味わっちゃいましょう！
保存方法
とってきた貝はまず砂抜きをします。
砂抜きをしないと、食べた時に砂が口の中で
ジャリジャリしてしまいます。
砂が気になってしまうとせっかく収穫した貝
の美味しさも半減してしまいますね。
収穫したばかりの活きのよい貝の方が砂をよ
く吐き出してくれますので、潮干狩りで疲れ
てゆっくり休みたいところですが、できるだ
け早いうちに砂出しに取り掛かりましょう。
砂抜きをする際には海水、もしくは海水と
同じくらいの濃度の塩水を使います。
潮干狩り場によっては砂抜き用の塩水を用意
してくれているところもありますので、そう
いったものを利用してもいいですね。
check point !
ただし、長時間同じ海水につけていると、貝
が死滅してしまう可能性があります。
潮干狩り場から持ち帰る際に貝を海水につけ
ていた場合は、そのまま同じ海水を使用せず、
砂抜きをする際には改めて新しい海水や塩水
を使用してください。
塩水を作る場合には水道水1リットルあたり
大さじ2杯程度の塩が目安量になります。
- とってきた貝に砂がついている場合は砂抜
き前によく洗って砂を落としておきましょう。
砂抜きに必要な海水、塩水は貝がヒタヒタに浸
かる程度。
ボウルなどを使用してもいいですが、
上手に砂出しをするならばザルを使うのがおすすめ。
- ザルに貝を入れ、ボウルに用意した海水や
塩水に貝の入ったザルを入れます。
足つきのザルならそのまま、足つきでないものは
割ばしなどを使って底上げをしましょう。
そうすることで貝が吐き出した砂を再度吸い込ん
でしまうのを防ぐことができます。
- 砂の中にいるアサリは暗い場所を好みます
ので、暗い場所に置くか新聞紙をかぶせる
などして暗がりを作り、砂を吐き出すまで
3時間ほど待ちます。 - 砂抜きが完了すればすぐに調理可能です。
- すぐに使う分以外は冷蔵もしくは冷凍で
保存します。
冷蔵で保存する場合は砂抜きした貝をそのま
ま保存する方法と海水もしくは塩水に浸けて
保存する方法があります。
そのまま保存する場合は塩抜き後によく水洗
いをし、濡らした新聞紙に包むか新聞紙の上
に並べるかしてから冷蔵庫で保存します。
浸けて保存する場合は新しい海水や塩水を用
意し、貝を並べてヒタヒタに浸かる量を入れ
て冷蔵庫に入れます。貝は水を吐きますので、
フタをしておきましょう。
ぴっちりフタをしてしまうと貝が呼吸しづらく
なり、死滅してしまうおそれがありますので、
空気の入る隙間を作っておきましょう。
数日間で食べきれない量の場合は砂抜き後に
冷凍して保存します。
冷凍すると調理の際に旨味が出やすくなるので
より美味しくいただくことができますよ！
きれいに洗った貝を保存袋などに重ならないよ
うに入れ、できるだけ空気を抜いて新鮮なうち
に冷凍します。
♥小さめの保存袋に小分けし、1回分ずつにして
おくと調理の際に便利です。
むき身で冷凍保存する方法もありますが、貝を
こじあけてむき身にするのには時間も手間もか
かりますので、殻付きのままがおすすめ。
むき身で保存したい場合は加熱してからむき身
にして同じように保存袋で冷凍しましょう。
冷凍した貝は解凍せずに凍ったまま調理するこ
とができます。
保存期間
冷蔵の場合の保存期間は長くても3日です。
味は時間がたつにつれてどんどん落ちていき
ますので、できるだけ早く調理しましょう。
特に夏場は雑菌が繁殖しやすいので注意が必
要です。冷凍の場合は1ヶ月を目安に使い切
るようにしてください。
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