社会人になると
仕事で持ち歩く機会の多くなる名刺。
職種にもよりますが、
毎日何枚も名刺交換をする方もいれば、
1ヶ月のうちに数回しか名刺交換の機会がない
という方もいらっしゃるでしょう。
機会が多いにしろ少ないにしろ、
気をつけたいのが名刺入れのマナー。
名刺を入れておくだけなら
どんな名刺入れでもいいんじゃないの?と
思うかもしれませんが、
名刺交換の際、名刺入れは自分の名刺に添えて
渡す座布団のような役割も果たすので、確実に
相手の目に入るもの。
そして名刺は相手のことを示す大切なツール。
名刺入れにはいただいた相手の名刺を入れるもの
ですので、きちんとしたものを使っていないと
相手に不快な思いをさせ、印象を悪くしてしまう
可能性もあります。
名刺交換のマナーはきちんと覚えていても、
名刺入れがマナーに反していては
社会人として恥ずかしい思いをしてしまいかねません。
社会人としてきちんと覚えておきたい!
男性の名刺入れのマナーについてご紹介していきます。
名刺入れのマナー
1まず名刺入れのマナーで1番大切なのが、
名刺入れが古くなっていたり汚れたりしていないこと。
新卒入社の際に思い切って購入した
ブランドものの名刺入れを大切に何十年も
そのまま使っているという方、いらっしゃいませんか?
あまり名刺交換の機会がなく、名刺入れを
持ち歩いていないので
名刺入れもなかなか傷まないという方は
それでも問題ないかもしれませんが、
名刺交換の機会が多いと、カバンへの出し入れや
名刺の出し入れなどの繰り返しで
意外にもあっという間に傷や汚れがついてしまうもの。
お手入れをしながら長年大切に使い、
味の出てきた革製の名刺入れも味があって素敵ですが、
あまりにも傷が目立ったり、糸がほつれてきたり
しているようなものは、修理できるものは修理し、
できないものは早めに買い換えるようにしましょう。
2次に気をつけたいのが
ブランドのもの目立つロゴが入っていないこと。
ブランドものでも名刺入れなら
比較的手頃な価格で購入することができるため、
初めて購入するハイブランドアイテムとして
名刺入れを選ぶ方も多いですが、
ロゴが目立つもの、ちりばめられているものなどは
特に目につきやすくなります。
シーンによってはロゴが相手の目につくことで
話題になった!ということもあるかもしれませんが、
たいていの場合、目立ちすぎるブランドロゴは
相手に良い印象を与えません。
ブランドものの名刺入れを選ぶ際は、
目立つところに目に付くロゴの入っていないものを
選ぶようにしましょう。
男性の名刺入れで時々見かけるのが
アルミのケースなどシンプルなもの。
革製の名刺入れのように使い込むことで摩耗せず、
スタイリッシュな印象です。
比較的安価に入手でき、100円均一などでも購入できます。
このアルミのケースもビジネスマナーとしてはNG!
社内のデスクでいただいた名刺を保管しておく
用途で使う分には問題ありませんが、
名刺交換の場に出す名刺入れとしては
やはり革製品に比べてカジュアルで軽い印象になり、
相手の方への失礼にあたります。
きちんとした社会人としては
やはり革製の名刺入れを選びたいですね。
3そして最後にお伝えするのは使いやすい名刺入れを選ぶこと。
個性を出したくて色やデザインにこだわりたい
ところではありますが、奇抜な色は先述のブランドロゴ
のように相手に不快な印象を与えますし、
デザインにこだわって
肝心の名刺の出し入れがしにくくては本末転倒。
色はよく目にする茶、紺、黒などがベスト。
明るい色味やカラフルなものはデザイナーや
アパレル関係などの方には良いかもしれませんが、
たいていの職種ではマイナスポイントになりがち。
自分の名刺複数枚に相手の名刺が入る名刺入れは
すぐにぱんぱんになってしまうので、
きちんとマチがあり、できれば自分の名刺と
いただいた名刺を分けて入れることのできる
仕切りのあるものがおすすめ!
なかなか自分の名刺が取り出せずに
もたもたしていたら相手にとって悪印象。
マチとポケットがあり、取り出しやすい造りのものを
選べばスマートに名刺交換ができますよ!
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