あなたは自分の長所と短所を何個答えること
ができますか?
最低10個ずつは答えられるといいですよね。
でも意外と答えられる人は少ないですし、長
所を長所と認識していない人もいます。
自己分析は自分自身のことをよく知ることが
できる良いきっかけです。
あなたの強みや価値がわかれば、人間関係は
円滑になり、仕事面でも自分の持ち味を発揮
することができます。
人それぞれ適材適所があるので、何が良い悪
いではありません。
”長所は伸ばし短所は認める”、自己分析
で自分のことを見つめ直してみませんか?
それでは、自己分析にどのような効果がある
のか、オススメの自己分析方法と合わせて見
ていきましょう。
【自己分析にはどんな効果があるの?】
自己分析とは、自分の強みや自分の価値を客
観的に知る作業です。
自分に向いていることや得意なことを伸ばす
方が、圧倒的に簡単でより高いレベルを手に
入れることができます。
自己分析をすることで、あなたが思い描く未
来に近づくプロセスのお手伝いをしてくれま
す。
人によって価値観は違うので、お金持ちだか
ら幸せというものではありません。
自分が何を求めているのか知るために、自己
分析は役に立ちます。
【オススメの自己分析方法】
ライフライン
ライフラインは、今の自分が出来上がるまで
に通ってきた道を、記憶を遡って見直す作業
です。
今までの自分の人生を振り返り、覚えている
出来事をグラフに書き込んでいきます。
縦軸は自分が感じた幸福度、横軸はあなたの
年齢です。
♦ 折れ線グラフに書く山と谷は、社会的な基
準や評価ではなく、あなたが感じる幸福度で
表されます。
例えば、”希望校に合格した”、”大会で優
勝した”、などの事実は社会的な評価は高い
です。
ですがあなたの中で喜びや幸福がそれほど上
がらなかったのであれば、グラフの幸福度は
下がります。
周りからは高評価なのに、なぜ自分はこれを
したんだろう?なぜこう思ったんだろう?と、
自分の行動や心理を改めて考えることができ
ます。
そして大事なことは、同時に未来の自分がど
うなっていたいかを思い描くことです。
過去を振り返るのは、あくまで自分の傾向を
知ることで、そこから明確な未来に向かって
何をするべきか?何ができるのか?を洗い出
していきましょう。
エゴグラム
カナダ出身の精神科医、エリック・バーンが
考案したエゴグラム性格診断。
心の状態を5つに分類しグラフ化することで、
自分の性格のクセやパターンを知ることがで
きます。
自分の性格をよく知ることで、自分とはタイ
プが違う人々とのコミュニケーションが円滑
になり、社会の調和は保ちながら、自分らし
さを失うことなく自己実現をしていく指標に
なります。
診断方法はとても簡単で、50個の質問に答
えていくと結果が表示されます。
あまり考えすぎず、直感で”はい”、”いい
え”、”どちらでもない”を選択していきま
しょう。
マインドマップ
まずは羅線のない、大きな紙を用意しましょ
う。
紙が小さいと書くスペースが狭く、思いつい
たことを伸び伸びと書くことができません。
紙の中心にコアとなるセントラルイメージ
(木の幹)があり、連想するものや関連して
いるもの(ブランチ)を、枝が分岐していく
ように自由に書き込んでいきます。
ブランチには、”メインブランチ(太い枝
)”と”サブブランチ(細い枝)”があり、
メインブランチは6〜7本が良いとされて
います。
サブブランチは何本でも構いませんが、必ず
ブランチの先から分岐させましょう。
♥ 色鉛筆などを使い、メインブランチの集合
体ごとに色分けすると分かりやすいです。
マインドマップは、書いているうちに新しい
アイデアが思いついたり、こんがらがってい
る思考が整理されます。