いつものデニムをオシャレに変えるロールア
ップ。
デニムの裾を少しまげるだけで、足首がスッ
キリしてスタイルがよく見え、こなれた雰囲
気を演出します。
でも周りの人のロールアップはオシャレに見
えるのに、実際に真似をすると何かが違う・
・・と思っている方、ただクルクルとまげる
だけじゃない、ちょっとしたコツを掴むとグ
ッとオシャレになりますよ。
そして今年流行りの太め幅のロールアップも
見ていきましょう。
それでは、デニムをオシャレに着こなすロー
ルアップの方法をご紹介します。
【ロールアップの着やせ効果】
ロールアップはオシャレに見えるだけでな
く、着やせ効果抜群の着こなし方法です。
首元・手首・足首の３つの首は体の中でも細
い部位で、これらの細い部位を見せて目を向
けさせることで、気になる部分が目立たなく
なります。
人によって体型は違いますが、この首を出す
バランスを変えることで気になる体型をカバ
ーしてくれます。
ロールアップは下半身の体型カバーに効果的
ですが、ロールアップの幅、量、位置などの
バランスが大切です。
それでは具体的なロールアップのやり方を見
ていきましょう。
【ロールアップのやり方】
定番のロールアップに適したデニムは、スキ
ニーデニムやボーイフレンド・ガールフレン
ドデニムです。
お尻が大きく太ももが張っている方はボーイ
フレンド・ガールフレンドデニムの方がバラ
ンスがとりやすいです。
そして今年流行りの、ワイドパンツやストレ
ートパンツのロールアップや、１ロールだけ
のロールアップの特徴も合わせて見ていきま
しょう。
定番ロールアップ
◎ロールアップの幅
ロールアップの幅は、仕上がりが小さくなる
ように調整しましょう。
だいたい２〜３ロールがオススメです。
まず１ロール目は、２〜２.５cmと少し幅を
広めに曲げます。
そして２ロール目は、１ロール目の裾がやや
見えるあたりで細く曲げ、３ロール目で全体
のバランスを見ます。
２ロール目と３ロール目は、アンバランスに
巻くのがポイントです。
巻く幅が左右違っていたり、シワがよってい
たりしている方が小慣れた雰囲気になります。
◎ロールアップの量
まずデニムの裾が長い方は、思い切ってくる
ぶしが隠れる長さまで切ってしまいましょう。
ロールアップが上手にできない方に多いのが、
デニムの裾が長いまま巻いていることです。
デニムの裾が長いままだと、裾が長くてただ
巻いて裾上げをしているような雰囲気になっ
てしまいます。
くるぶしが隠れる長さが、ロールアップして
ももたつかずバランスが良いです。
◎ロールアップの位置
ロールアップの位置は、足首からふくらはぎ
にかけて太くなり始める箇所で止めましょう。
目安はくるぶしの下から７〜８cmあたりです。
ロールアップの位置が低すぎると、肝心の足
首はあまり見えずすっきり感がありません。
逆に高すぎると、ふくらはぎの太さも目に入
るので、ロールアップの効果が半減してしま
います。
１ロールのロールアップの着こなし
定番のロールアップとの違いは、細身のパン
ツならくるぶしが隠れるか、やや見える長さ
のパンツで、くるぶしが見える箇所で１ロー
ルだけ曲げます。
ストレートパンツやワイドパンツの場合、裾
の長さは長いもので、ロールアップの幅を広
めにとります。
ハイウエストで腰の位置を高くすることで脚
長効果、そしてロールアップの幅が広いこと
で、逆に重心が下に下がり、全体のバランス
をがよくなります。
スキニーデニムで大人な雰囲気やカジュアル
なスニーカーコーデでの１ロールアップ。
ハイウエストで腰の位置を高く、ロールアッ
プの幅も広いコーディネート。
定番のロールアップも流行で少しずつ変化し
ますので、いつものコーディネートに上手に
取り入れていきたいですね。