お家の中で一番湿度が高くなるお風呂場では、
掃除を怠って放置しておくとカビの温床になり
やすく、衛生的にもよくありません。
その為、
お風呂で使う便利アイテムの多くは、抗菌加工
や抗カビ加工が施されているものがあり、出来る
だけ掃除やお手入れの負担を減らしている商品が
目立ちます。
とは言え、その様な機能にも限界があるので、
正しいお手入れ方法を知っておく事が、商品を
長持ちさせる秘訣にもなりますよね。
今回は、そんなお風呂アイテムの中でも、特に
カビが出やすいとされる、お風呂マットのお手入
れ方法について紹介していきます。
お風呂マットのカビ対策
お風呂マットは、体を洗う滑りやすい場所に
敷くもので、表面よりも足場と密着した部分
に汚れが溜まったり、カビが繁殖してきたり
します。
特に、お風呂が終わった後そのまま放置して
おくと、密着した部分にいつまでも水分が
止まるので、雑菌が繁殖しやすい環境を作って
しまいます。
こういった事が原因で、色んな病気を引き起こ
す原因にもなるので、お子さんがいる家庭では、
特に清潔を保っておくべきでしょう。
お風呂マットのカビ対策
として、挙げられるのは大きく2点です。
❈ 毎日こまめに洗う
入浴後のお風呂マットを必ず洗う事で、カビ
や雑菌を繁殖させるタイミングを無くしてしま
います。
毎日洗うというのがポイントで、たとえ三日
でも放置すれば汚れが落ちにくくなってくる事
から、習慣化してしまう事が必要になってきます。
毎日洗えば、一回の掃除を念入りにする必要が
なくなるので、何とか習慣化出来る様に工夫しま
しょう。
また、洗った後は風通しの良い場所で
乾かしておく事がポイントです。
❈ しっかり換気する
お風呂場を、しっかり換気する事で全体的に
カビや雑菌が繁殖しにくい環境にしてしまう事
も大切です。
入浴後は、忘れずに換気扇を回しておくだけで
なく、体を拭いたタオルでお風呂場の壁や床に
ついた水滴を拭き取ってあげましょう。
どうしても換気扇だけでは、湿度をさげるのに
限界が出てくるので、物理的に水滴をなくす事が
非常に効果的になってきます。
実際にカビが出た時の対処法
とは言っても、家事や仕事に忙しくて、
お風呂場が放置されてしまう事もありますよね。
うっかりお風呂マットの裏にカビを発生させて
しまった時には、急いで除去しないと衛生的に
良くありません。
しかし、間違った方法でやってしまうと
逆効果になる事もあるので注意が必要です。
カビが発生してしまったら、たわし等で擦って
落とそうとしてはいけません。
柔らかいマットを、硬いたわしで擦ってしまうと
傷がついて、その中にカビが繁殖しやすくなって
しまいます。
この場合、キッチンハイターで
カビを除去していくのが正しい対処法です。
- キッチンハイターを、水で2〜10倍ほど
希釈して、スプレーでマットの裏に吹き
かけてください。 - そのまま30分ほど放置した後、シャワー
で流せばカビは除去されます。
注
この作業をする際には、絶対に換気の良い
状態にしてくださいね。
お風呂のカビにはお線香が効果的?!
カビとお線香って中々結びつきませんが、
お風呂のカビにはお線香の煙が効果的との
口コミが数多く寄せられています。
カビは、胞子を発生させる事で、その数を増や
して繁殖していきます。
お風呂マットの下にあるカビを掃除したとして
も、既に壁や天井にまで胞子が付着してしる
可能性が高いので、手の届かない部分にまで
範囲が広がる事も少なくありません。
実は、お線香の煙には除菌効果があり、この
繁殖活動を止める事ができると言われています。
こちらの動画でも説明されているので、
ぜひ参考にしてみてください。
【知らないと損】お風呂のカビにはお○○が効果絶大…
お線香の煙は、重力関係なく縦横無尽に
お風呂場の中を行き渡るので、もれなく
カビを除去する事が出来ます。
実際に、煙での防カビ製品が販売されている
ほどなので、最近ではポピュラーな方法に
なって来ていると言えるでしょう。