みなさん日焼け止めの正しい塗り方を
ご存知ですか?
日焼け止めの効果を最大限に引き出すため
には、正しい塗り方はとても大切です。
女性は日焼け止めの上からメイクをする方も
多いので、厚塗りになったり、メイクが崩れ
やすいようでは意味がありませんよね。
クリームタイプ、ミルクタイプ、スプレー
タイプと、色々な種類の日焼け止めがあるので、
用途に合わせて使い分けて、上手に日焼けから
肌を守りましょう。
それでは、
顔に塗る日焼け止めの塗り方をご紹介します。
日焼けは悪いことだけではない?
体が紫外線Aを浴びると肌のシワやたるみの
原因に、紫外線Bを浴びるとメラニンが生成
されてシミやそばかすの原因になります。
ですが、紫外線は悪いことだけでなく、体の
免疫力を高める働きがあります。
紫外線はビタミンDを体内で生成するので、
ガン、骨粗鬆症、多発性硬化症など様々な
病気の予防にも繋がります。
ビタミンDは、健康な歯や骨を作るカルシウム
の吸収や、血液中のカルシウム濃度を高めて
くれるので、子供の成長や妊娠・授乳中の女性
には必要なビタミンです。
また、日焼けのしすぎは肌ダメージの原因に
なりますが、意外なことにビタミンDが新しい
肌細胞を生み、肌荒れの改善やくすみを解消
してくれます。
他にも、太陽の光を浴びることで、セロトニン
が自律神経に作用し、乱れた体内時計を整えて
くれます。
”紫外線”と聞くと悪いイメージばかりが
思い浮かびがちですが、適度に日光浴をして、
心身ともに健康な体を作っていきたいですね。
特に日本人は紫外線に対してのケアが過剰で、
ビタミンDが不足しているようです。
日焼けに敏感になりすぎず、1日15〜30分
を目安に、太陽の光を浴びると良いですよ。
日焼け止めの塗り方
日焼け止め塗るときのポイント
①保湿をしっかりとする
肌が乾燥しているほど日焼けしやすくなります。
②ムラなく綺麗に塗る
ムラがあっては、しっかりと日焼けを予防する
ことができません。
③2〜3時間おきに塗り直す
こまめな塗り直しは面倒ですが、1度塗っただけ
では効果は長続きしません。
美肌仕上げの日焼け止めの塗り方
[手順]
- クリームタイプの日焼け止めは、汗を
かいてもとれにくく、肌馴染み・メイク
馴染みが良いです。顔に塗る日焼け止め
の量は、あずき三つ分が目安です。 - 手の平に日焼け止めを出し、指全体で
よく混ぜます。 - 人肌に温まった日焼け止めを、頬、額、
鼻、顎の5箇所にのせます。
※一番最初は手についた日焼け止めの量が多い
ので、一番日焼けがしやすく面積の広い頬の部分
からのせてください。
- 日焼け止めを顔の内側から外側に
のばします。なるべく顔はこすらず、
優しくのばしてください。 - 日焼け止めを綺麗にのばしたら、手の平
を使って保湿します。手の平で肌をおさえ
るようにすると、日焼け止めがさらによく
馴染みます。
※肌を上に引き上げる
イメージで馴染ませてください。
- 日焼け止めをよく馴染ませると、汗を
かいてもとれにくく、メイクも崩れに
くくなります。 - 海水浴や屋外のアクティビティなど
長時間、紫外線を浴びる可能性がある場合
は、日焼け止めの二度塗りがオススメです。 - 二度目も同様に、手の平にあずき一つ分の
日焼け止めを出し、指全体でよく混ぜます。 - 二度塗りは顔全体ではなく、日焼けしやすい
頬と鼻だけ塗ります。 - 日焼け止めを顔の内側から外側に優しく
のばします。 - 日焼け止めは2〜3時間おきに塗り直しが
必要です。
その際、クリームタイプよりも
スプレータイプの日焼け止めの方が、メイクが
崩れにくくオススメです。
- 顔全体に日焼け止めスプレーを2回
スプレーします。 - スプレーをしただけでは日焼け止めがムラ
になるので、手の平で肌をおさえるように
よく馴染ませます。