春が過ぎて
夏に入る前に皆さんがあまり好きではない
時期に入っていますよね。
そう梅雨です。
梅雨はジメジメして洗濯物も乾かないし、蒸し
暑くて寝苦しいし良いことないですよね。
とは言え、梅雨があるからこそ開放的な夏が
やってくるとも言えるので、すべての季節で
楽しめるのが本当は一番良いのかもしれません。
しかし、
単なる不快感だけでなく梅雨時期になると
毎年頭痛がひどくなる方もいらっしゃいます。
どうして梅雨に頭痛が?と疑問に思いながらも
頭痛薬を服用する以外は特に対策を取っていない
方は多いのではないでしょうか?
今回は、梅雨時期の頭痛の原因と
対策方法をメカニズム含めて紹介してきます。
頭痛のメカニズム
人は生きていれば
痛みを感じる事は多く経験しますが、中でも
頭痛は本当に不快な痛みですよね。
傷の痛みと違って時間が経てば引いてくるとか、
安静にすれば引いてくるものでもありません。
酷い時だとめまいがしたり気分が悪くなったりも
してくるので、厄介な痛みの一つと言えます。
では頭痛って
どういった経緯で起こりうるものなんでしょうか?
まず頭痛には「偏頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛」
の3種類に分けられます。
日常的に起こっている頭痛としては、
ズキンズキンする偏頭痛と
キュウっと締め付けられる緊張型頭痛が多く、
風邪やストレスなどの時に苦しまされること
が多いです。
偏頭痛は、頭部の血管が拡張し周囲の神経を
刺激する事で起こってくる症状です。
色んな原因で血管を拡張させることで、三叉
神経とよばれる神経を刺激し、大脳へ痛みの
信号を送ったり
中枢神経への影響をもたらすことで痛みは
吐き気、視覚にまで影響が出ると言われています。
緊張型頭痛は、筋肉や頭が緊張することで
血管に老廃物が溜まり神経を刺激するのが原因
と言われていますが、
これも血管から神経を刺激するという仕組みは
偏頭痛と同じです。
なぜ梅雨になると頭痛が起こるのか?
頭痛の仕組みは分かりましたが、
どうして梅雨時期に頭痛が起こるのでしょうか?
実は梅雨時期に起こる頭痛は、低気圧頭痛と
呼ばれ気圧の低さが原因による偏頭痛だと
言われています。
気圧は人間の体に色んな影響をおよぼしますが、
中でも気圧の低下による血管の拡張による傷の
痛みや頭痛は多くの方が症状としてあらわれます。
つまり梅雨に限らず気圧の変動から頭痛を起こし
やすくなると言えますね。
こちらの動画でも気圧と頭痛の関係性について
紹介しています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
【知っ得!】梅雨と片頭痛の関係〜気圧に5〜10hPaの変動があると頭痛を誘発www【雑学倉庫】
頭痛の対策方法
梅雨による偏頭痛は、まず冷やすことが大切です。
冷やすことにより拡張した血管を収縮させる
働きが生まれるので、神経への圧迫も和らいで
しばらくすると痛みは引いていきます。
偏頭痛の特徴は、痛みが後に残らないことなので
一旦治れば痛みが嘘のように消えてしまいますよ。
即効性という意味では頭痛薬が一番早くて効きます
が、偏頭痛に対して痛み止めを使っても効かない場合
があります。
また慢性化している方は、最初が効いたとしても
徐々に効きが悪くなるといった状態になりかねません。
偏頭痛は、前述のとおり血管が拡張していること
から起こる症状なので、血管を正常な状態に戻す
薬を病院で処方してもらった方が良いでしょう。
気圧の変化で慢性的に頭痛になる人は、外的要因
から影響を受けやすい体質になっています。
薬のサポートで血管を正常な状態に戻すことで、
影響を受けにくい体質に持っていくことができる
ので、
一度病院で事情を説明してお薬を処方してもらった
方が得策と言えます。
頭痛って本当に辛いですよね。
痛みだけでなく、めまいも誘発されて何も
考えられなくなってしまいます。
毎年の梅雨に頭痛がしているという方は、
何とかして今年で最後にしたいものです。
面倒くさがって頭痛薬だけで済ませている方は、
ぜひ一度お医者さんへ相談してみてくださいね。
梅雨の関連記事