洗顔はしっかりとしたいけど、敏感肌が気になる・・・という方に
対して書かせて頂こうと考えております。
洗顔には洗顔フォームと石鹸ではどっちがいい?
お勧めするのは石鹸です。
なぜ石鹸をお勧めするのか。
それは洗顔フォームには
合成界面活性剤という
食器等を洗う洗剤にも含まれている成分が含まれている為です。
合成界面活性剤は本来は混ざり合わない「水」と「油」を混ざり合わせて
洗浄力を強くする為です。
この合成界面活性化剤によりお肌でバリアの役割を果たしている
「皮脂膜」や「角質層」が失われていき、乾燥が進み敏感肌に
なってしますのです。元から敏感肌の方は症状の悪化が考えられます。
数ある石鹸でお勧めする石鹸は
石鹸で洗顔した後に乾燥している様に感じた方もいらっしゃると思いますが、
これは保湿成分が含まれていない石鹸を使用した為です。
では、保湿成分が含まれている石鹸とはどれかというと
以下の製造方法で作られた石鹸です。
●釜焚きけん化法(ホットプロセス)
●コールドプロセス
石鹸選びの際にはどの様に製造している物かを注意して
購入して下さい。
お肌を大切にする上でもう一つ知ってほしい事
角質培養という言葉を聞いた事があるでしょうか。
角質培養とは失われてしまった角質層を十分に再生させて、肌のバリアに
元の力を取り戻させる事をいいます。
基本的には肌に対して刺激物(化粧、洗顔、保湿、環境(紫外線等))を
できるだけ与えない方がいいのですが、角質培養の為に洗顔をしない
方がいいという訳ではありません。
洗顔をする事により、老廃物を落として古い角質が自然に剥がれるのを
誘って、ターンオーバーを整える事ができるからです。
では、どの様に刺激物である洗顔をするばいいかというと
キメの細かい泡を作り、手で皮膚を摩擦しないように注意し、
指の腹を使って優しく洗う様に心掛けて下さい。
強く擦るとシミの原因にもなりますので、注意して下さい。
最後に
石鹸選びの際には製造方法に注意する事は述べましたが、
さらに付け加えると製造方法でいくつか見つかった石鹸の中で
一番自分に何が合うかを色々試してみて見つけて下さい。