「リリアン」と聞いて、
それがどんなものを指すかすぐにピンと来ますか?
若い世代の方にとっては「なにそれ?」
という方も多いかと思いますが、
30代以上の方には「懐かしい!」
「子供のころ夢中になった!」という方も
いらっしゃるかと思います。
リリアンというのは
筒状の小さな編み機に糸を掛けながら
編み針で編んでいくものです。
大流行したのはもうずっと前のことですが、
今でも100円均一や手芸店などで
リリアンのセットを目にすることができます。
最近ではより高度な編み方のできる
編み機も増えてきているそう。
リリアンでは糸を紐状にずっと長く編んでいくことができ、
その編み紐はブレスレットやストラップなどの
小物にアレンジして楽しむことができます。
子供向けのおもちゃとして作られていることもあり、
編み方はとても簡単。
幼稚園くらいのお子さんですいすい編むことができますよ!
単色でもいいですが、
糸の色を変えながら編んでいくと
カラフルでにぎやかな編み紐になります。
そこで今回はリリアンを編むときの基本、
糸の色の変え方についてご紹介していきます!
昔やっていた方も、やったことがないので
チャレンジしてみたいという方もぜひ参考にしてみてください。
リリアン編みの色変え方法
色変えの方法の前に、
まずはリリアンの初めの一歩の編み方をご紹介します。
リリアンの編み方
- 編み機の中心に編みたい色の糸を垂らし、
抜けないように指で固定します。 - 糸を星型を描くように5つのピンにかけていったら、
次はくるりと円を描くように星形の上に糸を回しかけます。 - 下の糸を編み針ですくってピンにかけるという
編み方を5ヶ所それぞれで行います。 - これだけで一連の動作が終了!
あとはまた糸を回しかける→下の糸をすくって
ピンにかけるという編み方を繰り返していくだけです。
蜘蛛の巣のような綺麗な編み目がどんどんできて
編み機の筒の部分の編み紐が作られていきます。
途中で色がなくなってしまったり、
色を変えたくなったりした場合の糸変え、
色変えの方法はとっても簡単!
もともと編んでいた糸に
新しく編んでいきたい糸を結びつけるだけ。
途中で色を変えたい場合は
糸を途中で切って新しい糸を継ぎ足しましょう。
結び方はほどけなければどんな結び方でも大丈夫。
固結びなどがいいですね!
糸を継ぎ足した部分の結び目は編んでいくうちに
一緒に編み込まれてしまうので
それほど大きくは目立ちません。
ただし、
糸と糸の結び目が大きいとぼこっとして
目立ってしまうので、
編み込んでしまう前に余計な糸を
はさみで調節して切ると綺麗に仕上がりますよ!
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