1日の疲れを癒すお風呂は、ゆっくりリラックス
出来る場として重要です。
そんな癒しの時間であるはずが、お風呂に浸かる
事で体に異常をきたす人も少なくありません。
中には、お風呂に入る事で蕁麻疹が出る事が
あり、その原因も分からずに悩んでいる方が
多くいます。
特に、銭湯や温泉等で他の人からも目線が気に
なって、中々そういった場所に行けない人も
多いのではないでしょうか?
今回は、お風呂に入ると何故か蕁麻疹が出て
悩んでいる方に、その原因と対策方法を紹介
します。
蕁麻疹が出てくる原因
お風呂に入った際に、蕁麻疹が出てくる原因
として大きく二つあげる事が出来ます。
一つ目は、温熱蕁麻疹という症状からくる
蕁麻疹です。
この症状は、皮膚の温度が上がる事により、
体内でヒスタミンが分泌されて起こる蕁麻疹
で、ヒスタミンによる血管の拡張により皮膚
が赤くなる症状です。
ヒスタミンは神経を刺激する作用もあるので、
そこから痒みが発生すると言われています。
二つ目は、コリン性蕁麻疹と呼ばれる発汗に
反応して出る症状によるものです。
これは汗腺支配交感神経と呼ばれる、交感神経
がアセチルコリンと呼ばれる物質が放出される
事により、結果としてヒスタミンの作用が増強
され痒みに変わると言う仕組みです。
どちらも体温が高くなる事で、出てくる蕁麻疹
なので判別が非常につきにくいですが、コリン
性の方が30分程度で症状が引いてくると言う
特徴があります。
注
何日も発疹が続くようであれば、これらの原因
以外になるので汗疹などの皮膚疾患に罹っている
事が考えられます。
蕁麻疹の対策方法
蕁麻疹が出てくると、何かのアレルギーでは
ないか?と心配される方も多いですが、単純に
熱によって引き起こされるものなので、ぬるめ
のお風呂に入る事で解消される事が多い症状です。
また症状が出た時は、
とにかく皮膚を冷やして症状を和らげましょう。
掻いて皮膚を傷つけてしまうと、より悪化する
事もあるので注意が必要です。
コリン性蕁麻疹の場合は
汗腺機能がうまく働いていない事から痒み
として表れると言われています。
汗を思いっきりかく事が出来ずに、排出され
るべき汗が溜まる事で蕁麻疹として出ている
事が考えられます。
この事から、普段から汗を思いっきりかく事
を意識して入れば、蕁麻疹対策になるのでは
ないでしょうか。
最初は、痒みが出てくるかもしれませんが、
思いっきり汗をかいた後には爽快感があるの
でおすすめです。
少しでも体を動かす事を意識したり、水分補給
を頻繁に行うことで汗腺を正常な状態に戻して
あげましょう。
ひどくなった時におすすめの塗り薬
いくら対策方法が分かったとは言え、つい掻い
てしまって傷になったり、どうしても我慢が
出来なかったりするものです。
そんな時は、
市販の塗り薬が最適ですが、いろんな商品が
あるので迷ってしまいますよね。
今回は、そんな方の為にドラッグストアが
オススメする人気の皮膚病薬を紹介します。
市販 皮膚病薬お勧めランキング【プレバリンαクリーム・スムジールVエース】ドラッグストアランキング
こちらの動画でも紹介されているように、
お風呂上がり等で汗が出ている状態や、患部
が湿っている状態の時はクリームよりも軟膏
の薬が最適です。
軟膏は、油で出来ているので水分を弾いて
幹部をガードしてくれます。
但し、体質によっては油で痒みが増す方も
いるので、心配であればお医者さんへ行く
ようにしてくださいね。
代表的な蕁麻疹の原因を紹介しましたが、
この他にもお風呂の雑菌によって引き起こ
される場合もあるので、
普段からお風呂を清潔に保った上で蕁麻疹が
出るようであれば、前述の原因を疑った方が
良いでしょう。
今回紹介した蕁麻疹だけでなく、皮膚疾患自体
が運動不足によるものも多くあります。
もし、心当たりがある方は一度運動を始めて
みても良いかもしれませんね。