屋外にいる時間が長いと日焼けが気になります
が、強い日焼け止めを頻繁に使って肌に負担が
かかっていないかも心配です。
特に敏感肌の方は
合わない日焼け止めを使用すると、顔が赤く
なったり、痒くなる可能性があります。
小さなお子様に使うときも、なるべく体に優しい
成分を選んであげたいですよね。
それでは、しっかりと日焼けから肌を守って
くれ、肌にも優しいオススメの日焼け止めを
ご紹介します。
日焼け止めの種類
日焼け止めの種類には、”紫外線吸収剤”と
”紫外線散乱剤”を使った2種類に分けられます。
紫外線吸収剤は、皮膚の表面で紫外線を吸収
してから、外に放出して肌の内部まで紫外線が
入るのを防ぎます。
紫外線散乱剤は、皮膚の表面で紫外線を、
散乱・反射させて紫外線から肌を守ります。
紫外線吸収剤
◎メリット
紫外線を防ぐ力が強く、SPF値の高い製品に
必要な成分です。
付け心地も滑らかで、日焼け止めを塗ると
気になる白浮きをする心配がありません。
◎デメリット
SPF値が高い分、肌への負担が大きく、肌が赤く
なったり痒くなったりなどの症状がでる場合が
あります。
また時間が経過すると化学変化が起きやすく、
紫外線を防ぐ力が弱まるため、こまめに塗り直す
必要があります。
紫外線散乱剤
◎メリット
肌への負担が小さいので、敏感肌の方に
オススメです。
化学反応が起きないので効果が長続きし、
UV−A、UV−Bの両方を防いでくれます。
◎デメリット
使用感がベタベタしたり、白浮きしやすかったり
など使い心地があまりよくありません。
日焼け止めの選び方
SPF・PA
SPFやPAが高いほど肌への負担は大きくなります
ので、日常生活で使うなら、SPF30、PA++ぐらい
が良いでしょう。
※SPF(Sun Protection Factor)は、日焼け止め
を塗っていない状態と塗った状態を比べて、
肌が日焼けをするまでの時間が何倍まで伸びるか
を表しています。
※PA(Protection grade of UVA)は、UVAを防ぐ
効果を+の多さで表していています。
簡単に落とせる日焼け止めを選ぶ
海など長時間強い日差しにあたる場合は、SPF
やPAが高いものの方が紫外線をしっかりと防い
でくれます。
ですが、その分専用のクレンジングが必要になる
など、肌への負担も大きくなります。
日常的に日焼け止めを使うなら、石鹸や洗顔料
だけで落とせるものがオススメです。
また、お湯だけで落とせる日焼け止めも販売され
ています。
添加物が少ないものを選ぶ
健康な肌の方にはなんともない成分でも、
敏感肌の方には刺激となる場合があります。
なるべく余分な成分の入っていない、シンプル
な日焼け止めを選びましょう。
敏感肌にオススメの日焼け止め
岡田UVミルクは、香料、着色料、鉱物油、防腐
剤はもちろん、紫外線吸収剤、シリコーン、合成
ポリマーが無添加のUV乳液です。
SPF20・PA++と、日常生活に適した防御力です。
化粧下地としても使用することができます。
パックスナチュロンは、合成界面活性剤・合成
酸化防止剤・防腐剤・合成着色料が一切配合され
ていません。
ひまわり油、ホホバオイル、パーム油を原料に
しており、天然ビタミンE、天然ハーブエキス、
緑茶エキスが配合された、植物性の日焼け止めです。
保湿成分にシアバター5%、ゼラニウム、ローズ
マリー、ユーカリ、レモングラス、シトロネラの
5種類のエッセンシャルオイルが配合されています。
紫外線吸収剤は使われておらず、石鹸で落とせる
日焼け止めです。ノンシリコンですが、しっとり
サラサラです。
ユースキンS UVミルクは、潤い成分”シソの葉
エキス”が配合された、低刺激で肌に優しい日焼け
止めです。
紫外線吸収剤が含まれておらず、石鹸だけで
落とすことができ、生後3ヶ月の赤ちゃんから
お年寄りの方まで、幅広く使うことができます。