キャンプファイヤーは
アウトドアの一大イベントです。
キャンプファイヤーを楽しむのは夜から
ですが、準備には手間も時間もかかります。
暗くなってからでは作業がしにくいので、
スムーズに進行できるように明るいうち
から作業を進めてしまいましょう。
それでは、
キャンプファイヤーの方法をご紹介します。
薪の組み方と特徴
井桁型
木を縦横に順番に組んでいき、漢字の”井”の
字型に組んでいく、初心者の方にオススメの
組み方です。
薪全体が燃えるので火の力は強く、大きな
火柱が上がりますので、迫力のあるキャン
プファイヤーが楽しめます。
薪は崩れやすく、火力が強い分燃え尽きる
のも早いです。
キャンプファイヤー最強の薪組み法
【薪の組み方】
- 土台となる地面をなるべく平らにして
薪を2本並べます。 - 2段目は、”井”の字型”になるように
土台の上に薪を2本置き、真ん中に
もう1本薪を置きます。 - 3段目、4段目も2段目と同様に薪を
2本置き、真ん中にもう1本薪を置きます。 - 5段目は、”井の字型”の2本の薪の
間に細めの薪を詰めて置きます。
詰めて置くことでキャンプファイヤーの
火力がより強く明るくなります。
- 6段目は、”井の字型”の2本の薪の
間に、若干詰めて薪を置きます。 - 7段目(一番上の段)は”井の字型”に
2本だけ薪を置きます。 - 2〜5までの5段の薪が、1段で
約10分間、トータルで約50分間
燃える計算です。 - 細い3本の薪の先端を針金で固定し、
ボールスタンドのようにお互いの薪を
支えあうように”5”の上に立てて置き
ます。 - ”8”の周りに放射線状に細い薪を立て
かけていきます。
※円錐形に薪を高く細く立てかけます。 - 点火する向きを決めておいて、”9”の
空洞に燃えやすいものを詰めます。
火は下から点火すると薪がすぐに燃え尽きて
しまいますので、上から火を落とすことに
よって50分間じっくりとキャンプファイヤー
を楽しむことができます。
準備や火のつけ方は?
準備物
- 薪木
薪木は乾燥したものをホームセンター
などで事前に準備しておくことをお勧めします。
薪木が濡れていたり、湿気を含んでいると
うまく着火しません。
スギ、ヒノキなど針葉樹:
火はつきやすいが火持ちが悪い。煙が発生しやすい。
クリ、ナラ、カシなど広葉樹:
火はつきにくいが火持ちが良い。
- 軍手
手が汚れたり、ケガをしないように軍手を
はめて作業しましょう。
軍手を二重にはめた方がより安全です。
- 革手袋
燃えている薪を触る時は
軍手の上から革手袋をはめてください。
ひじ辺りまで覆ってくれる長めの手袋が
良いです。
- 灯油
1回のキャンプファイヤーで1〜1.5リットル
使用します。保管場所や扱いに十分注意して
ください。
- 新聞紙や古紙
着火しやすいように丸めて使ったり、灯油を
染み込ませて使います。
- バケツ
バケに水を入れて置き、いつでも火を消せる
準備をしておきましょう。
※プラスチック製のバケツは溶ける可能性が
あるので避けましょう。
- トーチ
トーチの先にボロ布を巻きつけ、灯油を浸し
点火します。※灯油が垂れてこないように、
十分に灯油を切って使用してください。
- ライター
トーチに点火する際に使用します。
- トング・スコップ
最後の灰などの後処理で使用します。
火のつけ方
- トーチの先にボロ布などを巻き、灯油
に浸します。
灯油を染み込ませすぎると、トーチから灯油が
垂れてきたり、トーチの火が大きくなりすぎて
持てなくなるので注意してください。
- トーチを入れる場所はあらかじめ決めて
おきます。
薪にしっかりと火が燃え移るように、トーチを
入れる場所あたりには燃えやすいものを詰め込
みすぎないようにしましょう。
安全には十分注意して
キャンプファイヤーを行ってください。
みんなの思い出に残るような素敵なキャンプ
ファイヤーを楽しんでくださいね。