近年の日本では食の欧米化が進み、塩濃度
の高い食べ物や油分の多い食べ物が多く、
全体的に肥満体の方が増えていると言われて
います。
特に男性においては、
お酒を好む為に、自然と塩分濃度の高い
食べ物や、油分の多い食べ物を好んで摂取
する傾向が強く、肥満体になってしまう
場合が多いでしょう。
健康維持に大切なこと
肥満による体重の増加は、健康状態の悪化に
つながる事が多く、放置しておくと重篤な病気
に罹ってしまうリスクが強まります。
このように不自然な体重の増加は、
健康状態を把握する上で一番最初の目安となる
ので、普段から自分の体重を把握しておく事が
健康維持の第一歩と言えます。
今回は身長172cmの男性にとって、理想的な
体重と効率的なダイエット方法についてご紹介
していきます。
身長172cm男性の標準体重
身長と体重のバランスを考える上で必要な
指標として、標準体重と呼ばれる一つの
基準があります。
標準体重は統計上で、その身長における平均
的な体重とされ身長に対する理想的な体重と
されています。
標準体重の計算方法は
身長と平均BMI(ボディ・マス・インデックス)
と呼ばれる指数から計算され、 身長に対する
理想的な体重の目安として使われています。
実際に身長172cmの場合で計算してみると
「1.72×1.72×22(平均BMI)=65kg」に
なります。
ここで一つ疑問に思った方がいるのではない
でしょうか?標準体重という割には少し重い
印象がありますよね?
このように、一般的に標準体重は重めな印象
を持たれているので、BMI20が世間一般で
いう理想BMIとされています。
では、標準体重が重めの設定にされている
のには何か理由があるのでしょうか?
身長172cm男性の体脂肪率
標準体重が重めに設定をされている理由とは
筋肉量を考慮している事が上げられます。
筋肉は脂肪に比べて質量が大きいので、同じ
大きさでも筋肉の方が重く脂肪の方が軽い性質
があります。
これを体型で考えてみると、筋肉質の男性は
印象よりも体重が重く感じられ、脂肪が多い
男性は印象より体重が軽く感じられる結果と
なります。
標準体重は一定の筋肉量を想定されて設定
している為、世間一般的に重いという印象を
持っている事になります。
逆を返せば、世間的に一定の筋肉量が必要と
認識されていないという事になりますよね。
気がつかない間に筋肉はどんどん落ちているかも?
日常生活において、筋肉量が本当に必要なのか
疑問に思うかもしれませんが、筋肉の低下は
年齢を重ねるごとに、冷えによる節々の痛みや
腰痛等の症状の原因にもなっていきます。
また筋肉をつける事で、代謝が良くなり血液
の循環も活発になるので、いつまでも若々しさ
を保つ事にも繋がっていきます。
筋肉量を測定する上で重要な指標が体脂肪率です
体脂肪率は体内における脂肪分の割合を表す
ので、低い方が筋肉量が多く、高い方が筋肉
量が少ない事が分かります。
平均的な体脂肪率は10%〜15%と言われて
いますが、身長172cmの男性にとって、
理想的な体重と体脂肪率はどれぐらいになる
のでしょうか?
以下の表ではBMIと体脂肪率をマトリックス
にしています。是非参考にしてみてくださいね。
身長172cmの男性 | 53.2kg (BMI:18) |
59.1kg (BMI:20) |
65kg (BMI:22) |
71kg (BMI:24) |
体脂肪率 10% |
細マッチョ | 細マッチョ | 筋肉のモテ系体型 | ゴリマッチョ |
体脂肪率 15% |
ややマッチョ | 筋肉のモテ系体型 | スタイル良い標準 | プロレスラー |
体脂肪率 20% |
スタイル良い標準 | スタイル良い標準 | ややたるんでいる | ややぽちゃ |
体脂肪率 25% |
細いがたるんでいる | ややたるんでいる | ややぽちゃ | 肥満体 |
上記の表から理想的なBMIは20〜22で体脂肪
率は10%〜15%である事が分かってきます。
ダイエットやトレーニングをする際は、
この付近を目標にやれば良い結果が得られる
可能性が高くなります。
効率的なダイエット方法
実際に、ダイエットを実行する際の一番大事
なポイントは継続する事です。
ダイエットは中途半端にやって戻ると、以前
よりも体重が増えてしまう結果にもなり兼ね
ないので、無理せずできる範囲で、どうすれ
ば継続できるのかを考えながらやる事が大切
です。
ダイエットには大きく分けて「食事制限」と
「運動」がありますよね。
しかしながら、
やみくもに食事制限や運動をしても、逆効果に
なってしまう事が多くあるのでポイントを押さ
える事が必要になってきます。
・食事制限
食べないのは体に良くありません。
食事制限といっても食べないのではなく、
食べる種類を工夫する事が大切です。
肥満の一番の原因は糖質なので、米・パン・麺
類等の炭水化物を避けるだけでも、かなりの
効果が得られます。
もしくは、
ご飯の器を一回り小さくする事で、炭水化物
の摂取を自動的に押さえる事ができるので、
方法としてはオススメですよ。
・運動
運動には有酸素運動と無酸素運動の二種類が
あり、ダイエットに有効な運動は有酸素運動
と言われています。
有酸素運動は、ジョギングやストレッチ等の
呼吸が伴う運動なので、筋肉を活性化させたり
結構の促進にもなります。
ジョギングが苦手な方はウォーキングでも
継続すれば、かなりの効果が得られるので
是非続けてみてください。
その他、ダイエット器具を使う方法も注目
されてきています。今回は、その中でも
比較的レビューの高いSIXPADを紹介します。
SIXPADは、身体中のどこでも貼るだけで、
周波数から脂肪を燃焼させ筋肉量を増やす
効果があります。
SIXPADについて以下の動画でも紹介して
いるので是非参考にしてみてください。
シックスパッドの使い方をご紹介します
このような器具は、値段もピンキリで使い
方を間違えれば全く効果が得られない事も
少なくありません。
使い方をちゃんと把握した上で選ぶように
しましょう。
ダイエット器具を使う利点
時間がない場合でも続けやすいのと、効果が
得られて実際に体型が変わる事でモチベー
ションが上がってくる点にあります。
ダイエット器具を、本格的なダイエットトレー
ニングのきっかけとして活用するのも効率的な
ダイエット方法と言えます。
是非、活用してみてくださいね。