ただの可愛いペットに留まらず、
言葉や行動で飼い主と
コミュニケーションをとることで
家族の一員のような存在になり得るセキセイインコ。
忙しい日々の中で、その無垢な姿に
癒されている方も多いのではないでしょうか。
しかし
セキセイインコは人間のように
何十年も長生きをすることはできません。
きちんとインコの寿命を知って、
人より短い一生における毎日の大切さを
感じながらたくさんの愛情を持って
お世話をしてあげたいですよね。
そのためにもセキセイインコの寿命と、
寿命を迎える際の予兆などについて
しっかりと理解しておきましょう。
寿命はどれくらいなのか
セキセイインコの寿命は平均して7~8年ほどです。
最近はサプリメントなどの進化により、
以前よりも長生きするインコが増えてきているそうです。
インコが1歳は、
人間でいうところの5~8歳に匹敵します。
10年生きてくれれば
人間でいうところの80歳くらいですね。
インコは年をとっても
あまりその姿に老化が現れることがありません。
特に健康に気を付けてお世話をしてあげれば、
その寿命は15年前後まで伸びると言われています。
- 体重をきちんとチェックする
- 室温を20~30℃に保つ
- 水と餌は毎日取り換える
- 晴れた日には日光浴をさせるなど
毎日のお世話に気を配ることで
より長い時間をともにすることができるようになります。
手間に感じるかもしれませんが、
大切な家族のために
しっかりと気を使ってあげたいですね。
セキセイインコが寿命を迎えて亡くなる場合、
人間と同じように老衰の症状が見られるようになります。
個体にもよりますが、例えば
- 自分で毛づくろいをすることが
できなくなり、羽がばさばさになる。 - 止まり木にとまっていられなくなる。
- 足を引きずるように歩くようになる。
体力が落ちてしまうので、
今までできていたことができなくなってしまいます。
また、老衰によって人間のように
痛風になる場合もあります。
足にこぶができたり
出血があったりするようならば
痛風になっている可能性が高いです。
痛風は薬や注射などで
症状を緩和してあげることはできますが、
寿命による老衰には逆らうことができません。
過剰にあれこれと手を打とうとせず、
自然の流れで安らかな最期を迎えられるように
サポートし、最後まで愛情をもって
見守ってあげるのが1番です。
死の直前になると、飼い主の寄り添って
離れなくなるインコもいるそうです。
大切な家族の死に寄り添うのは
飼い主にとってとてもつらいことですが、
インコが望むのであれば
最期までそばにいて触れあい、
これまでの感謝の気持ちを伝えてあげてくださいね。
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