フィンランドのヘルシンキは
日本からの直行便があるなど日本人には人気の場所。
7万円~というツアー料金も人気の秘密ですが、
北欧という響きが私たちの心をくすぐります。
日本との時差は-7時間
(サマータイムのときは-6時間)、
着いたその日は時差に苦しむかもしれませんが
日本とは違うモダンな街並みを
ゆっくり散歩しながらのんびり過ごしてみませんか?
ヘルシンキはどんな所か?
ヘルシンキとはフィンランド共和国の首都で、
バルト海に面する人口60万人のモダンな都市です。
2012年にはヘルシンキが首都になって
200周年を迎え、
ワールド・デザイン・キャピタルにも選ばれました。
ヘルシンキを含むフィンランドは
四季が明快に分かれており、
5月~9月の夏場は一日の平均気温は+15℃、
最も暖かい7月の最高気温は30℃程まであがります。
またヘルシンキの夏は明るく、
夏至の頃の日照時間は最長19時間にも及びます。
9月の終わりには気温が下がり、
11月か12月には本格的な冬に突入します。
初雪が降ると
ヘルシンキの街は絵葉書の様な美しさを見せます。
ただ12月~2月の平均気温は-4℃、
最も寒い1月末は-15℃以下まで気温が下がり、
海も凍りつくほどになります。
世界中の旅行者に人気のあるオーロラは
フィンランド北部で見られ、十分寒ければ
ヘルシンキでも色鮮やかなオーロラを見ることができます。
ヘルシシンキの名所は?
ヘルシンキには無料で楽しめる
スポットやイベントがたくさんあります。
まずおすすめしたいのは、
様々な建築様式を代表する素晴らしい教会です。
教会のほとんどはルーテル教会ですが、
カトリック教会や
西ヨーロッパ最大の正教会もあります。
自由に入ることが出来るので
教会の中の静寂を楽しむのも良し、
クリスマスシーズンを狙って
教会コンサートを楽しむという方法をあります。
次におすすめしたいのは夏の軍楽隊パレードです。
ヘルシンキ中心街を活気づけるパレードは
5月中旬~8月末まで毎週金曜日12:30に
元老院広場から始まります。
その後エスプラナーディ公園で
約1時間の軍楽隊コンサートが開かれます。
また同公園の舞台では夏の間、
様々な無料コンサートが毎日開催されます。
観光におすすめのルートとは?
ヘルシンキを十分に楽しみたいならば
まずヘルシンキ中央駅地下にある
ヘルシンキ地区交通局サービスポイント兵器、
ヘルシンキ市内の公共交通機関(トラム、
メトロ、近距離列車、バス、
そしてスオメンリンナ島フェリーまで)
全てに利用できるパスカード
もしくはツーリストチケット
(1~7日券まであり)を入手しましょう。
このパスがあれば
市内の公共交通機関に乗り放題でとても便利です。
パスを入手したら
ヘルシンキの街を見下ろせるヘルシンキ大聖堂へ。
高台から港を見ればヘルシンキが
バルト海に面する港町だと実感できるはずです。
ヘルシンキ大聖堂から
港の玄関口に広がるマーケット広場の市場も徒歩圏内です。
マーケット広場からはトラム3Tに乗ることができます。
トラム3Tと3Bは
ヘルシンキを南北に結ぶ8の字の路線で、
路線沿線には
テンペリアウキオ教会やシベリウス公園など
散歩を楽しめる観光スポットがあります。
注意点
フィンランドといえば
ムーミンと思っている人は多いでしょうが、
ヘルシンキはムーミンのイメージは余りなく、
とてもモダンな街です。
ムーミンを探したいと思っている人は
ヘルシンキから電車で片道2時間弱、
タンペレという街に行きましょう。
タンペレにはムーミン谷博物館があります。
ここには大人も楽しめるムーミンアートが豊富にあり、
精巧に作られた立体が
ムーミンのストーリーを立体的に再現してくれます。
タンペレについての記事はこちらをご覧下さい。