役立つ情報サイト

Japan Treasure Media search

ハムスターの歯は切らないとどうなるの?切る方法を紹介!!

更新日:

 

手軽に飼える代表的な小型動物である

ハムスターですが、ネズミやリスなどと同じ

齧歯類の為生涯に渡り前歯が伸び続けるとい

う特徴があります。

 

その為きちんとケアしてあげなければ、病気や

ケガの元となり命が脅かされる事態になる可能

性もあるんです。

 

そこで今回ハムスターの

  • 歯の特徴
  • 歯の伸びすぎで起こる病気
  • 切り方
  • 歯が伸びすぎない為に
  • 注意点

などをご紹介します。

 

歯の特徴

ハムスター等の齧歯類は、種類を問わず前歯が

生きている限り絶え間なく伸び続けるという特

徴があり、下の歯が長く上の歯の3~4倍の長さ

があります。

 

しかし通常はかじり木や硬い餌などを食べて歯

を削る他、歯ぎしりをして自分で歯の長さを調

整しているので、トラブルが起きる程伸びすぎ

る事はあまりありません。

 

ですが

元々歯が歪んで生えている、不正咬合などで噛み

合わせが悪いなどの問題で上手く長さを調節出来

ない場合は、切らないと伸びすぎてしまう事にな

ります。

歯

 

 

歯の伸びすぎで起こる病気

ハムスターの前歯は真っすぐに伸びるのではな

く、グルグルと円を描きながら伸びていきます。

 

その為外から見る分にはなかなか異常に気付き

辛いですが、歯が伸びすぎてしまうと上顎を突

き破り鼻先から歯が出てきたり、舌を貫通して

しまったりします。

 

そうすると上手く食事を摂れなくなり、どんどん

衰弱し回復させるのが難しくなる恐れもあります。

ハムスター

 

 

切り方

ハムスターの歯には血管が通っており、素人が

切ろうとすると傷付けてしまう恐れがあります。

 

その他舌や唇を傷つける事や、切った歯が口内

に入り喉を詰まらせる危険性があり、慣れてい

ても非常に難しいです。

 

暴れるハムスターを抑えつけ、歯切りによる慣

れない振動が強く伝わる事によりストレスを感

じ体調を崩してしまう恐れもあるので、どうし

ても自分で歯を切る時は必ず獣医師の指導を受

けてから行いましょう。

お医者さん

 

 

歯が伸びすぎない為に

かじり木を入れる 

かじり木を入れる事には賛否両論ありますが、

ストレス解消やゲージ等をかじられない様に

する効果が期待出来ます。

 

しかしかじり木に興味を持つか否かは個体差

が大きいので、入れてもあまり意味が無い場

合もあります。

 

木製の飼育用具を使用する 

寝床や巣箱を木製の物にしてかじらせます。

しかしその中で排泄をされたら汚れが染み込ん

でしまうので、床面の付いていない物をおスス

メします。

 

カビなどの衛生面に注意し、定期的に取り替え

ましょう。

 

硬い餌、おやつを与える 

ハムスターの主食はペレットですが、半生タイ

プと乾燥タイプがあります。

 

歯を削るのに役立つ乾燥ペレットのハードタイ

プを与え、おやつには硬いビスケットや殻付き

の種子等を選びましょう。

 

かじり木(なしバー)をガリガリかじるハムりん【ゴールデンハムスター】

 

 

注意点

ハムスターの歯は通常黄色いですが、栄養状態に問題がある場合は白くなります。

何らかの病気にかかっている事も考えられるので、早めに病気を受診しましょう。

 

ハムスターがゲージや金網を噛む事が原因で、不正咬合が起きてしまう事があります。

歯の根元が完全に歪んでしまうと切りそろえてもまた曲がって生えてくるので、1~2週間おきに病院で切りそろえてもらいましょう。

 

ハムスターの好物である種子は、ほとんどの物が高脂質・高糖質です。

与え過ぎると肥満になるので、あくまでもおやつとして少量を与えます。

 

ハムスター

 

 

まとめ

  • ✤ ハムスターの歯は一生伸び続けるが、通常は自然
    と調節しているので心配ない。
  • ✤ 歯が歪んで生えていたり、不正咬合などの場合は
    伸びすぎる事がある。
  • ✤ 歯が伸びすぎると皮膚や粘膜を突き破り、別の部
    分から出てくる事がある。
  • ✤ ハムスターの歯切りは非常に難しいので、動物病
    院で切ってもらう。
  • ✤ 歯の伸びすぎを防ぐ為、餌やおやつは硬い物を与
    える。

 

ハムスターの特集記事

 

-ペット, 生活

Copyright© Japan Treasure Media search , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.