雲がまるで海のように広がる雲海。
その幻想的な景色を見るために、
美しい雲海を見ることのできるスポット
には遠くからも多くの方が足を運びます。
この雲海は放射冷却によって広い範囲に霧や
層になった雲が発生する現象によるもので、
山間部などで多くみることができます。
今回ご紹介するのは、埼玉県の秩父地方で
雲海を見ることのできるスポット!
条件が整えば比較的高確率で雲海を見ること
ができ、東京からも近いエリアということで、
知る人ぞ知る人気の雲海スポットがあるのです。
都会の喧噪からちょっと離れたところでこんな
絶景が見られるなんて!と驚く人続出?!
秩父で雲海を見ることのできるスポットや時間
帯などをご紹介していきます!
場所は?
秩父で雲海が発生しやすい理由は
盆地という地形に理由があります。
「前の日に雨が降った」「風が少なくて晴れ
ている日」に雲海が発生しやすくなると言わ
れていますが、
盆地だとかぜの影響を受けにくく、さらに放射
冷却も起こりやすいということで発生率が高く
なるのだそう。
✔ 雲海の絶景スポットはいくつかありますが、
まずおすすめしたいのが「三峯神社」
西武鉄道のホームページには、神社と共同で
調査した雲海発生率が掲載されていますが、
2016年に最も発生率の高かった10月の発生率
はなんと61.2%を誇ります。
三峯神社から望む秩父産雲海
発生率が高いことはもちろん、三峯神社は
標高1100mと高い場所に位置しますので、
ここでしか見ることのできないような景色
と雲海のコラボレーションを楽しむことが
できます。
三峯神社はパワースポットとしても有名なの
で、雲海を堪能したらぜひお参りもしていき
ましょう!
アクセス方法
三峯神社へは東京方面からは関越自動車道の
花園ICでおり、国道140号と皆野寄居バイパス
(有料)を経由して約2時間。
山梨方面からは中央自動車道の甲府昭和ICで
おり、国道140号と雁坂トンネル(有料)を
経由して約2時間半です。
電車の場合は秩父鉄道の三峰口駅からバスが
出ています。
✔ もう1つおすすめしたいのが秩父ミューズ
パークから見る雲海。
こちらも西武鉄道に発生率が掲載させており、
2016年で最も発生率の高かった11月には
56.6%となっています。
雲海 秩父 / タイムラプス動画 (4K-ProRes) 2016.10.29
丘の上の展望台から見る雲海はまさに絶景!
時間毎に表情の変わる景色をいつまでも眺
めていたくなります。
ミューズパークの入り口には高さ40mの巨大
な秩父公園橋、通称ハープ橋があり、ハープ
橋と雲海のコラボレーションも楽しむことが
できちゃいます。
アクセス方法
秩父ミューズパークは関東自動車道の花園IC
から国道140号を経由して約50分、秩父市街
から20分ほどの場所にあります。
電車の場合は秩父鉄道の秩父駅もしくは西武
秩父線の西武秩父駅から循環バスに乗車して
20分ほどで到着します。
時期によっては星空と雲海を鑑賞するツアー
なども企画されているようですので、興味の
ある方はチェックしてみてくださいね!
時期は?
雲海は条件が揃えば一年中いつでも見ること
ができますが、特に発生しやすいと言われて
いるのは春、秋頃です。
放射冷却が起こることによって発生しますの
で、寒暖差の大きい日に発生しやすくなります。
point !
天気予報などをチェックして、雨の予報が出て
いる日の翌日や最高気温と最低気温の差が大き
い日を狙ってみましょう!
時間は?
雲海を見ることができるのは早朝。
季節によって多少ズレは出てきますが、日の出
から数時間程度は発生する可能性があります。
夏場よりも冬場の方が、発生時間が長く8時半
頃まで見ることができる日もあるそう。
雲海の発生し始めた時間と、日が登って明るく
なってきてからの時間では同じ雲海でも全くこ
となる表情の絶景を見せてくれますので、時間
のある方はぜひゆっくりじっくりと雲海の景色
を楽しんでみてくださいね!
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