冬になると
軒下などにできる氷柱（つらら）。
それほど急激に気温の下がらない地域では
あまりに目にする機会はありませんが、
雪国などではどこまでも連なり、驚くほど
長く伸びた氷柱を目にすることがあります。
観光スポットとして人気のある埼玉県の
秩父地方には「秩父路三大氷柱」という
ものがあります。
秩父の厳しい寒さによって湧き水などが
自然に凍ってできた、自然の氷柱もあり
ますし、人工的に水を撒いて作られた
氷柱もあります。
どれも冬ならではの美しさで、夜にはライト
アップされてまた違う表情を見せてくれます。
寒い中わざわざ見に行く価値あり！秩父の
おすすめ氷柱スポットをご紹介していきます！
おすすめの場所は？
「三十槌の氷柱」
こちらは岩清水が凍結してできた天然の氷柱。
自然が作り出す芸術作品です。
冷え込みが厳しい日が続くにつれて
氷柱は徐々にその大きさを増していき、
最終的には高さ8ｍ、幅30ｍにもなると
いうからおどろき！
埼玉）奥秩父「三十槌の氷柱」が見頃
LEDライトに照らされた氷柱はなんとも
言えない美しさ！その年の天候によって
状況が変わることがありますが、
見頃は1月の上旬～２月の下旬にかけて。
秩父大滝地区に位置する三十槌の氷柱まで
は関越自動車道の花園ICから国道140号線
を経由して50kmほどの距離になります。
ウッドルーフ奥秩父オートキャンプのすぐ
下の河川敷で見ることができますが、駐車
場に併設されたウッドデッキからも氷柱を
見ることができます。
電車の場合、秩父鉄道の三峰口から西部観
光バスに乗車。秩父湖行きで途中下車する
か中津川・老人福祉センター行きの宮平で
下車して徒歩1分です。
「尾ノ内百景氷柱」
500mのパイプをひいて作られたこちらの
氷柱の最大の特徴は吊り橋から眺めること
ができるところ！
高くてちょっと怖いかもしれませんが、
吊り橋から見るという珍しさもあって人気
のスポットとなっています。
秩父・尾ノ内百景氷柱の景色
自然の造形とはまた違った迫力のある形が
特徴的ですね！こちらの氷柱も見ることが
できるのは例年1月の上旬から2月下旬まで。
鑑賞は午前8時からで、ライトアップは日没
から午後8時まで行われていますが、毎日で
はなく毎週土曜日のみなどというように曜日
を限定して行っています。
環境整備協力金として中学生以上は200円が
必要です。
西秩父商工会のホームぺージで氷柱の最新状
況を確認することができますので、気になる
方はお出かけ前にチェックしてみてはいかが
でしょうか？
尾ノ内百景氷柱は小鹿野町にあります。
関越自動車道の花園ICから国道140号線で
秩父市内へ進み、国道299号線を群馬方面に
進みます。IC からおよそ1時間半です。
電車の場合、西武秩父駅もしく秩父駅から
西武バスで小鹿野役場まで。そこから乗り
換えて尾ノ内渓谷入口で下車し徒歩20分です。
「あしがくぼの氷柱」
沢の水を撒き、300ｍにも渡る氷柱を作り
上げたあしがくぼの氷柱。氷柱の形成面積
が広く、スケールの大きさに圧倒されます！
芦ヶ久保の氷柱 ライトアップ 2018 Ice pillar Light Up
こちらのライトアップは金・土・日の午後8時
まで行われています。こちらも他の二か所と
同様に1月上旬～2月下旬まで氷柱を見ること
ができます。
あしがくぼの氷柱は横瀬町にあります。
道の駅果樹公園あしがくぼの第二駐車場から
徒歩10分ですので、車の場合は道の駅を目
指してきてください。
電車の場合は西武秩父線の芦ヶ久保駅から
徒歩10分です。電車の中からでも少しだけ
氷柱を見ることのできるスポットがありますの
で、電車の方はチェックしてみてくださいね！
どの会場の氷柱もとても美しいですが、
氷柱ができるような環境ですのでかなりの
寒さです。
特にライトアップされる時間帯は冷え込み
が厳しくなりますので、防寒対策はしっかり
行ってください。
周辺では甘酒などのホットドリンクや食べ物を
販売しているお店もありますし、足をのばせば
温泉もありますので、冷えた身体を温めて、風
邪などひかないように気をつけてくださいね！
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