私、お歳暮というキーワードを聞くだけでドキっとしていました。
そういうマナーって習う場所もないですし、
でも知らないとすごく恥ずかしいし。
毎年なんとなくドキドキして過ごしていたんです。
「あの人しっかりしてそうなのに、意外と物事を知らないんだな。」
なんて絶対思われたくありませんよね?
そう思い冠婚葬祭系のマナーブックを読み取り、
知識を数年前につけました。
今ではようやくドキドキすることなくお歳暮シーズンを
乗り切ることができます。
もし不安な人がいるなら見てみてくださいね。
お歳暮とは?
そもそもお歳暮とは、
年の暮れにお世話になった方に感謝の気持ちを込めたり、
これからもお願いしますという思いを込めて贈るものです。
ですが最近では友人や知人、親族に送ることも増えてきたようです。
相手が会社の同僚や上司、
又は親、友人で何が違ってくるのか?
お世話になった方へのお歳暮と、親愛の思いを込めて贈るお歳暮では
相場の値段は違ってきます。
一般的に
会社の同僚や上司のようなお世話になった方には5,000円程度、
本当にお世話になった上司の方などには
7,000円から10,000円程度が相場のようです。
一方
親愛の思いを込めて贈る場合は3,000円から5,000円程度のようです。
のしの書き方
のしは、
相手に持参して渡す場合は外のし、
郵送する場合などは内のしにするのが一般的です。
水引きは紅白の蝶結びのものを使用します。
上段には「お歳暮」「御歳暮」下段には名前を書いてください。
渡し方
お歳暮のマナーとしては風呂敷に包み持参するのがベターです。
しかし遠方であったり忙しい場合には郵送してもかまいません。
お渡しに伺うときは早朝やごはん時は避けましょう。
郵送する場合は送り状が必要です。
品物と一緒か、先に届くよう、普段の感謝の気持ちを述べた手紙を送りましょう。
お返しはどうしたらいいか?
お歳暮はお世話になったと感じた人に贈るものなので
お返しは必要とされません。
持参された場合には、急な訪問でない限りは
自宅へ上がっていただき受け取りましょう。
挨拶の言葉としては
「暮れのお忙しい中わざわざお越しいただきまして恐れ入ります。」
というような内容の言葉をお伝えしましょう。
その後、お礼を伝えながら両手でお歳暮を受け取ります。
郵送で届いた場合はなるべく早くお礼状を出しましょう。
またお礼状の返信が1月になってしまった場合は
文面も「寒中御見舞い」にしましょう。
またどうしてもお礼をしたいという場合は
同程度の金額の品物をお礼として送ってももちろんかまいません。
様々な決まりごとがあり、面倒に思うお歳暮ですが、
普段お世話になっている人へ感謝の気持ちを表す良い機会なので、
是非チャレンジしてみましょう。
贈る側も受け取る側も笑顔になれますよ。