夏の風物詩である麦わら帽子は、
麦やわらで編んでいるため風通しが良いため
湿気の多い日本では欠かせないアイテムです。
昔は農作業用の帽子というイメージが定着していましたが、
今ではデザインも豊富になりコーディネイトの幅が広がり
ドレスアップにも活用されるなど、
涼をとるためでなくファッションアイテムともなっています。
メンズとレディースで違いがあるの？
メンズ、レディースの明確な違いはリボンの結び目です、
男性用はリボンの結び目が左側、女性は右側になっています。
最近は帽子は男女共用（ユニセックス）が増えていますが、
麦わら帽子はリボンがアクセントとなっているため、
リボンのデザインやそれにつける装飾品
（エンブレムなど）で「男性っぽい」「女性っぽい」という
見た目に仕上がっています。
またレディースはメンズに比べて日焼け防止のための
ツバが広めにデザインされている傾向があります。
服飾品に関する男女の区別ですが、
サイズは別にして男性用、女性用という区別は
徐々に減ってきているようです。
そもそも男性は左前、女性は右前という
区別のはじまりは明確ではありません。
「なんとなく」「いつの間にか」で広まった通例なので、
「レディースだけどデザインが気に入った」で
男性がレディースの麦わら帽子をかぶっていても
おかしいことはなく、今では「そういう人に限ってお洒落」
という高評価がされています。
しかし明らかに女性向けという
デザインも存在しています。
服飾品に関しては男性よりも女性の方が
選択肢が多いと言われています。
スカートとパンツを例にとると、
女性がパンツをはいていても違和感はありませんが、
男性がスカートをはいていると違和感はあります。
麦わら帽子についても同じことで、
女性が男性用をかぶっていても「メンズライク」
の一言で済むため、メンズに関しては
完全に男性向けとは言い切れないのです。
おすすめの麦わら帽子
これからの季節に向けておすすめの麦わら帽子を紹介します。
■UV対策のツバ広麦わら帽子
シンプルなねじりリボンでツバ広の麦わら帽子も
簡単に馴染むようになっています。
結びリボンよりも甘さが無いということから
少女っぽさが消えています。
またリボンなしのシンプルタイプもあるので、
お気に入りのリボンを自分で巻くことも出来ます。
ツバの形はしっかりした生地がキープしてくれるので、
風が吹いてもふにゃりと折れたりせず視界の広さをキープできます。
■使わないときは鞄にしまえるラフィアの麦わら帽子
1980年代にオーストラリアで生まれたラフィア製の
麦わら帽子は麦で作られたものよりも
柔軟性が高いと人気があります。
HELEN KAMINSKI（ヘレンカミンスキー）の麦わら帽子は
職人が手作業で一つ一つ丁寧に編み、形が崩れにくいため
小さく折りたたんでバッグにしまうことができると人気です。
■麦わら帽子初心者でもさらっと着こなせる麦わら帽子
リラックスした感じで気軽にかぶれる麦わら帽子で、
シルエットにこだわって作られているため
今まで麦わら帽子をかぶったことがないという人でも
簡単に着こなすことができます。
柔らかいミックスペーパーを使用しているため
折りたたむことができ、ミックスカラーなど
カラーバリエーションも豊富です。