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兜飾りの飾り方や飾る時期は?収納方法も紹介!!

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子供の日に飾る五月人形

弁慶や金太郎の人形などもありますが、

やはり勇壮な兜飾りは根強い人気があります。

 

しかし普通の人形に比べて

飾り方やお手入れの仕方が難しそう、

と敬遠している方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

飾り方や収納方法など、

きちんと知っておけば怖いものなし!

兜飾りについてご紹介していきます。

なぜ兜を飾るのか?

戦の際に身につけるものであった鎧や兜は、

武士の身を守るという大切な役割を持っていました。

 

身を守ってくれる鎧兜は

武家社会の時代の男子にとっては非常に大切なものであり、

強さの象徴でもありました。

 

そのことから誕生した男子の無事の成長と

武士のように強く逞しい成長を祈って

鎧や兜を飾るようになったのです。

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飾り方

飾り台の上に兜を乗せる芯木を置き、

袱紗をかぶせます。

鍬形などのパーツを組み立てた兜を

芯木の上に乗せて飾ります。

 

少し手を触れただけで

兜が転がり落ちてしまわないよう、

バランス良く設置するように気をつけてください。

 

兜飾りの種類にもよりますが、

刀や弓を一緒に飾るものが多いのではないでしょうか。

 

兜を中心に飾ったら

向かって左側に弓、右側に刀を飾ります。

刀は柄を下にして飾るものなので、

間違えないように気をつけましょう。

 

五月人形の飾り方~兜平飾り~

 

飾る時期

地域や家ごとの慣習で決まっている場合もありますが、

飾る時期は厳密には決まっていません。

 

もともと端午の節句は

季節の節目の行事だったので、

季節の変わり目である春分の日を過ぎた頃から

出し始めるのが望ましいとされています。

 

あまり出すのが遅くなってしまうと、

せっかく出したのに

またすぐにしまうことになってしまうので、

遅くとも4月下旬までには出すようにしましょう。

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収納方法

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兜飾りは手でベタベタ触ってしまうと

汚れがつきやすくなります。

薄手の手袋などを着用してお手入れをし、

収納していくといいですね。

 

収納する際には

毛ばたきなどで全体のホコリをよく払い、

金属の部分はメガネ拭きなどの柔らかい布で

力を入れずにそっと乾拭きします。

 

お手入れが終わったらケースに収納していきますが、

その際箱のなかでぶつかり合って

擦れて傷になってしまわないように

パーツを1つずつ和紙などの柔らかい紙で包んでしまいます。

 

兜飾りは湿気が大敵なので

日の当たらない乾燥した場所に保管するようにしてください。

 

防虫剤などを使用する場合は、

かならず専用のものを

直接兜飾りに当たらないようにしてください。

 

しっかりお手入れをして適切に収納することで

何年も綺麗なままの兜飾りを楽しむ事ができますよ!

 

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