喪中のお正月、
初めての時はどうしたら良いか分かりませんよね。
マナー違反をして
「あのひとこんなことも知らないのね。」
なんて言われたくないし。
ドキドキしてしまいます。
何となく
年賀状はダメなんだろうな
とは知っていても
細々疑問が出てきますよね?
ここでスッキリ解決しておきませんか?
おせち料理はどうすればいいのか?
おせち料理は
お祝いごとの料理なので避けた方が良いようです。
ただお坊さんなどによると
「忌があけたら(49日後)良いのでは?」
という意見もあるのです。
忌があけてのおせち料理でも、
エビやかまぼこのような
おめでたい料理は避けた方が良いようです。
ですが
これは身内の人の考え方に合わせた方がよさそうです。
年賀状はどうすればいいのか?
まず
相手が喪中の場合は年賀状は送ってはいけません。
おめでとうと言う言葉を言ってはいけないので、
寒中見舞いでご挨拶をしましょう。
また
年賀はがきは絶対に使ってはいけません。
こちらが喪中の場合は
松の内を過ぎたら寒中見舞いを出しましょう。
喪中ハガキよりは明るい感じのハガキで大丈夫です。
挨拶は行かない方がいいのか?
相手が喪中の場合であいさつに伺うときは
「おめでとうございます。」という言葉を
言わないように気を付ければ大丈夫です。
「おはようございます。」などとご挨拶し、
「旧年中はお世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。」
と去年のご挨拶をすれば大丈夫です。
こちらが喪中の場合でも
「おめでとう。」といわなければ大丈夫です。
去年のお礼を伝えるようにしましょう。
初詣は行かない方がいいのか?
初詣は神社と寺社で考え方が違います。
神社は基本的に
忌があけたら神社へのお参りは大丈夫と
言われています。
ただ神社によっても違うようなので、
いつも行かれている神社があれば
そちらに聞くのが一番です。
寺社の場合は
死をケガレとは考えないので、
参拝することは問題ないようです。
お守りはどうすればいいのか?
お守りも
忌の期間を過ぎればいただいてもかまいません。
もちろん
持っているお守りの
お炊き上げに出すことも大丈夫です。
飾りはどうすればいいのか?
飾りはしない方が良いかと思います。
もし玄関先などに飾ってしまうと
近所の方などに「知らないのかな?」などと
思われてしまいます。
非常識と思われないためには
お正月の飾りはしないようにしましょう。
初めての喪中のお正月であれば
わからないことが多いですよね。
でも覚えてしまえば習慣になりますから、
最初のうちだけ気を付けましょう。