どんな状況でも自分らしさを失わない精神力の強い男、
そんな男性の格好良さを
古いモノクロの映画を見たときに感じます。
そんな彼らがしばしば着ているトレンチコート、
その姿に憧れてトレンチコートを着ている人も
少なくないのではないでしょうか。
トレンチコートは
他の服では真似できない味のあるシルエットを生み出します。
男が憧れる男をめざし、
今年はトレンチコートを着こなしてみませんか？
トレンチコートとは？
トレンチコートは元々防水型の軍用コートで、
そのため今でもスッキリとまとめられて
シンプルな、ときおり無骨さも感じられるデザインのコートです。
トレンチコートには特徴的な装飾があります。
その装飾も戦場で必要な目的から生まれています。
襟元や手首にはストラップがついており、
これを締めることで寒風を防ぐことが出来ます。
今では水がコートの中に入るのを防ぐ
肩（右胸）に縫い付けられたストームフラップは
銃の銃床を支えて打った衝撃から身体を守る役割がありました。
このように細部まで戦場に合わせてデザインされているコートです。
レディースとの違いはあるの？
メンズのトレンチコートは前ボタンが右、
一方レディースの場合は前ボタンが左に
つけて仕立てられています。
そのことにより、重ね合わせも逆になります。
スッキリとしたシルエットとなるように
身体のラインに合わせて造られているため男女の差異があり、
男性がレディースを着た場合ややパツパツな印象になってしまいます。
最近では細身の男性向けに
細身のトレンチコートもデザインされていますが、
どちらかといえばパツパツな印象はぬぐえず、
本格的にトレンチコートを着こなしたいならば
やや大きめの身頃のトレンチコートを着ることをおすすめします。
トレンチコートは
ベルトを締めることでスッキリとした印象になるので、
あなたが思うよりもダボダボした感じは無くなります。
おすすめするトレンチコート
トレンチコートと言えば、1856年に設立
されたイギリスの老舗ブランドバーバリーの
代名詞的存在と言えるでしょう。
こちらの商品は、スタイリッシュな
スリムフィットタイプのミドル丈。
裏地には、誰もがご存じのバーバリー
チェック柄を施しており、飽きの来ない
シンプルかつ上品な印象に仕上がっています。
材質は、バーバリーのオリジナル素材である
ギャバジンコットンを使用。
1880年代、戦場で兵士達が雨に濡れても平気
なように、丈夫かつ防水・撥水加工が施されて
いる実用性に富んだ生地なので、身に着ければ
タフで男らしい雰囲気を演出できます。
トレンチコート選びに迷ってしまったなら
まずこちらがオススメ！！
間違いなしの逸品です。
バーバリーが古き良き正統派だとすれば
こちらのナノ・ユニバースはまさに
モダンファッションの代表的存在。
シンプルかつスタイリッシュなシルエットの
ダブルトレンチコートは、カジュアルアイテム
とも相性が良いのでオンオフ兼用で毎日でも
着られるのが魅力です。
寒い季節により快適に過ごせる材質として
開発された高機能中綿素材は、薄手であり
ながら優れた断熱性を備えていますので
着ぶくれすることなくオシャレを楽しめる
のが嬉しいですね。
秋口から春先にかけて長いシーズン着回せる
1着あると重宝するマストアイテムです。
おすすめするトレンチコートの着こなし方
トレンチコートは
長く着続けることで味のあるコートとなります。
着なれた感を出すためには
気合をいれて良いトレンチコートを購入して着古すことで、
どんな状況になってもどんな状況でも
自分らしさを失わない精神力の強い男が演出できるようになります。
トレンチコートを颯爽と羽織、ベルトをきゅっと締めて
裾を風にはためせる。
そんな風にトレンチコートの着こなしを勉強するのに
最適なのは古い映画です。
「哀愁」に出演しているロバート・テイラーがトレンチコートを着る姿、
「カサブランカ」に出演しているハンフリー・ボガードが
トレンチコートを着る姿が教本としては最適だと言われています。