焼き魚は魚焼きグリルで焼くものだと思って
いませんか?
自宅に魚焼きグリルがなくても、フライパン
を使って簡単で美味しい焼き魚に焼き上げる
ことができます。
またグリルは後片付けが面倒なので、なるべ
く使いたくない・・・という方にもぴったり
です。
後片付けが面倒なグリルを使わずに、ふっく
らと美味しい焼き魚を作ってみましょう。
それではフライパンで魚を美味しく焼くには
どうしたらいい?焼き方のコツをご紹介します。
【フライパンを使った魚の焼き方のコツ】
塩を多めにふる
塩焼きのとき、塩は多めに振ります。
魚から水分が抜けて身が引き締まり、臭みも
抜けます。
塩気のある干物の場合は、そのままでで構い
ません。
余分な水分を拭き取る
塩を振ってから10分ほど置きます。
魚から水分が出てくるので、キッチンペー
パーで軽く押し当てて水分を拭き取ります。
クッキングシートまたはアルミホイルを敷く
クッキングシートまたはアルミホイルを、
フライパンの大きさに合わせて敷きます。
通常のアルミホイルは身がくっつきやすく
なるので、アルミホイルを1度クシャクシャ
にします。
全体にシワをつけて、薄く油をひいてから
焼きましょう。
あればフライパン用ホイルがオススメです。
弱火で焼く
フライパンの場合、火が強すぎると外側だけ
焼けてしまい、中は生焼けになる場合があり
ます。
弱火でしっかり中まで火が通るように焼きま
しょう。
【魚の焼き方ー塩焼きー】
あればフライパン用ホイルを使うと、身がく
っつきにくくなります。
通常のアルミホイルを使う場合は、アルミホ
イルを1度クシャクシャにして、全体にシワを
つけてから、薄く油をひいて焼きましょう。
●準備するもの
フライパン
クッキングペーパーまたはアルミホイル
●焼き方
1 フライパンの上にクッキンペーパーまた
はアルミホイルを敷きます。
クッキングシートやアルミホイルが、フ
ライパンからはみ出ないように注意しま
しょう。
2 フライパンを中火にかけ、熱してから魚
をのせます。
3 フライパンに皮目を下にして魚をのせ、
弱火で約2分間焼きます。
さらに蓋をして約2分間、蒸し焼きにし
ます。
4 皮目に焼き色がついたら裏返し、蓋をし
て約2分間焼きます。
5 魚の中までしっかりと火が通ったか確認
します。
トングや菜箸で魚を押してみて、弾力が
あれば出来上がりのサインです。
魚が大きすぎたり、身が厚いと中までし
っかり火が通っていないかもしれません。
その場合は弱火で蒸し焼きにする時間を
追加して調整してくださいね。
【魚の焼き方ー粕漬けー】
粕漬けは焦げやすいので、焼く前にキッチン
ペーパーなどで、余分な粕を拭ってください。
●準備するもの
フライパン
キッチンペーパー
クッキンペーパーまたはアルミホイル
●焼き方
1 フライパンの上にクッキンペーパーまた
はアルミホイルを敷きます。
クッキングシートやアルミホイルが、フ
ライパンからはみ出ないように注意しま
しょう。
2 フライパンを中火にかけ、熱してから魚
をのせます。
3 フライパンに魚をのせ、弱火で約2分間
焼きます。
さらに蓋をして約2分間、蒸し焼きにし
ます。
4 焼き色がついたら裏返し、蓋をして約2
分間焼きます。
5 切り身は肉厚なので、側面もしっかりと
焼きます。
トングや菜箸で切り身を立てて、側面も
しっかりと焼き目をつけましょう。
6 火を止めて蓋をし、仕上げは余熱で蒸ら
します。
蒸らすことで肉厚の切り身も、中までし
っかり火が通り、ふっくらと仕上がります。
粕漬けは焦げ付きやすいので、火加減に
は十分注意してください。
もし焦げすぎても、蒸らすことで焦げが
剥がれやすくなりますよ。
フライパンを使った焼き魚は、コツさえ掴め
ばとっても簡単です。
外はパリッと、中はふっくらジューシーに仕
上がるので、ぜひ試してみてくださいね。