限られたスペースで飼育出来る人気の小動物
と言えばハムスターを思い浮かべる方も多い
と思いますが、販売されているゲージは種類
も多く何を選べばいいのか悩みますよね。
それぞれにメリット、デメリットはあります
が自分で飼育ゲージを手作りする事も出来る
ので、世界に一つだけのオリジナルゲージを
作成してみませんか?
そこで今回ハムスターの
- 飼育に適したゲージの特徴
- ゲージ作り
- 手作りゲージのメリット、デメリット
- 注意点
などをご紹介します。
飼育に適したゲージの特徴
野生下のハムスターは基本的に単独で生息し
地を這うようにして生活しています。
半径10~15mの非常に広範囲の縄張りを持ち、
夜になると餌や異性を求めて何キロも走り回る
ほど運動量が多く、テリトリー内のパトロール
も欠かしません。
その為飼育下では出来るだけ広いゲージを用意
する必要があり、争いを避ける為単独飼いを基
本とします。
また極度の近視の為同じ齧歯類のリスとは違い、
上下の運動が苦手で高低差のある飼育環境では
骨折などのけがをしてしまう事があります。
その他元々乾燥地帯に生息していた動物なので
寒さや湿気に弱く、飼育適温は18~26度(赤ちゃん
ハムスターは22~24度)、快適な湿度は40~60%
となります。
ハムスターが快適に生活できる環境は十分な広
さと走り回れるスペース、適切な温度・湿度管
理が必要という事なのです。
ゲージ作り
ハムスター手作りケージ 材料費1000円以下
1000円以下で作成可能なゲージです。
マスキングテープを使用した可愛い外観と十分な
広さがあるゲージの作成方法の他、ハムスターの
引っ越し後の様子も紹介されています。
¥1000以下で作る ハムスター飼育部屋 工具不要!hamster-Breeding room
十分な広さがあり費用も抑え、なにより工具不要
で作れる嬉しいゲージです。
ゲージ作成には通常半日程かかるのですが、
こちらは難しいカスタムがいらないので1時間ほど
で完成するのではないでしょうか。
【ハムスターの家を大きくする】簡単自作ゲージ(その1)
【ハムスターの家を大きくする】簡単自作ゲージ完成(その2)
費用を抑えたにも拘らず大きく快適なゲージに
仕上がっています。
作成風景を紹介しているのでとても分かりやす
く、引っ越し後のハムスターの嬉しそうな様子
も紹介されています。
手作りゲージのメリット、デメリット
手作りゲージでは主に衣装ケースを使用する事
が多いですが、衣装ケースのメリットとしまし
ては
- 安価で手に入りやすい
- 様々なサイズがある
- 急激な温度差がなく冬でも暖かい
- 軽くて掃除が楽など
が挙げられます。
反対にデメリットとしましては
- 上からしかお世話出来ない
- 半透明の為中の様子が分かりづらい
- 多少なりとも手を加える必要がある
- 通気性が悪いなど
です。
しかし
通気性に関しては上部を金網にする事で解決し、
適切な温度管理をしていたらゲージ内外で温度
の差は差ほど無いので問題ありません。
注意点
衣装ケースでの飼育はどうしても上からのお世話になりますが、上からハムスターを掴もうとすると鳥からの捕食を連想し、恐怖心でパニックになる恐れがあります。
個体を掴む際は下からすくい上げる様にして手に載せて下さい。
大きな衣装ケースでゲージを作成した場合でも、基本的には単独で飼育します。
広いスペースに1匹というのが本来の自然な姿なので、寂しそう等の理由はハムスターにとって迷惑となります。
まとめ
- ✤ 飼育に適したゲージは十分な広さと、走り回れる
スペースがある事。 - ✤ 衣装ケース使用にはメリット・デメリットあるが、
メリットの方が大きい。
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